2026年2月13日金曜日

怪老人日乗:2月13日(金)

会食の多い一週間である。昨日も某ホラー作家さん、編集さんと近所でごはん。その前に某ホラーマンガ家さんにオンライン取材し、午前中は某ホラー作家さんのインタビュー記事を仕上げて送ったから、なんだかホラー尽くしで充実した一日であった。

さて昨日の会食で聞いたのが、お二人とも脳の病気で入院しているという話。いきなり意識がブラックアウトしたりするらしい。そのときまわりに誰かいたらいいけども、運転中だったりしたらアウトである。おっそろしい。

『日本ホラー小説史』今回はあまりプロモーション稼働はないかなと思っていたけど、ちらほらと入ってきてイベントが2つ3つ、あとはラジオ出演。本当ならマンホールの上でぐるぐる回転してみたいのだが、それは別にひとりでやればいいのじゃないかと思うし、ぐるぐる回ることが本の宣伝になるかどうかは誰も知らない。喝。

2026年2月11日水曜日

怪老人日乗:2月11日(水)

祝日でありますね。今日は映画に行きます。サム・ライミの『HELP』に。北海道から友だちが2人上京していて、昔のようにホラーを見に行こうという話になったわけ。昨日は昼から会って青山のバルバッコア。わたしの印税で肉を食べる会なのである。いいだけステーキを食べて、へろへろになって池袋でおもちゃなど見てから、わたしの家に移動。夕飯食べて、リビングでわけの分からないアクション映画を撮る。わたしはちくわぶを口に入れて、誘拐されている人の役。アクションも何もなく呻いているだけだった。家庭用ビデオカメラが便利なスマホになっただけで、遊び方は20代の頃と変わってないなあ。

人が来たおかげで部屋がきれいになった。たまに来客があると整理整頓がはかどっていいですね。夜中は原稿をやる。けれども疲れて机で寝てしまった。

2026年2月9日月曜日

怪老人日乗:2月9日

怪老人日乗というのは、私の赤裸々な日々のデイを公開する日記なのである。いきなり説明してみた。何を言っているのだろう。書くことがないのだろうか。否、昨日遅くまで起きてて眠たいんです。「ネムイタンデス」というのはヨーロッパ系の人名のようだが、そんな人はいるだろうか。いたらコメントください。米一升送ります。

さて一昨日は土曜日か。土曜は寒いとか雪が降るとかいう説があったけれども、そこまでではなし。基本的には家にいたんだっけなあ。何か思い出せないが、そうだったような気がする。昼ご飯は弁当を作ってもらっていたので食べて、午後から部屋で動画編集などをしていたのだったと思う。あとはゲラ読みとか。夜になって雪が舞い始める。

そして昨日。起きたら一面の雪景色。10センチくらいは積もっている。しかもすぐ溶けそうな水っぽい雪ではなくて、しっかりとした雪である。おおと思う。窓の外は北国の景色であった。午前中はその中を歩いて近所の投票所まで。衆議院選挙。いきなりの解散で多くの人が迷惑を被ったことであろう。世の中、不意打ち、闇討ちなんでもありなのだなと思った。

夜は動画編集。ひたすら字幕を入れる作業。字幕ってなくてもいいじゃんけ、とも思うのだが、視聴者としてはあった方が見やすい、というかもうそういう試聴スタイルに慣らされてしまっている。テレビもそうなっているし、どうなんだろという気もする。まあ私はそこまで入れないのだが、ポイントポイントだけでも字幕を入れると、それなりの量になって、梵鐘の音を入れて編集終わったら深夜1時。アップロードして寝る。どこまで宣伝になるか分からないが、やらないよりはマシであろう。1冊でも2冊でも売れるならば。こういう小商いは嫌いではないし、あまり面倒でもない。

そいで今日は朝イチ芳一で飯田橋へ。某月刊誌の作業あって出かける。電車そこまで混んでおらず。朝8時台とか9時台、とんでもなく混んでる時もあればそうでもない時もあり、いまいちピークが分からん。仕事はすぐに終わり、そのまま池袋のジュンク堂とか隣駅の無印良品とかに寄って帰宅。たくさん歩いたがオーディブル聴いているのであまり苦ではなし。帰宅してお蕎麦食べ、まだお腹空いていたのであんパン囓る。蕎麦だけですませていればカロリーが抑えられたのに……と思う。原稿書きを夜中まで。なんだかんだいって2月もあんまり休めていないのである。しかしこのくらいのペースで仕事するのが、ほどほどでいいなあ。問題はそれだとまったく生計が立たないことだが。

2026年2月7日土曜日

怪老人日乗:2月7日(土)

怪老人日乗の始まりだあああああ。というわけで日記をつける。ところであれじゃないですか、カウンターが回っているじゃないですか。昨日の日記、10回くらいアクセスがあったようだ。このネットの広大な海で、10回というのは多いのか、少ないのか、いや無限に選択肢がある中で、アクセスするとIQがぐんぐん下がるとされているこのブログを閲覧する人が10人もいたというのは奇蹟、むしろ神秘。というわけで、ありがとうございます。やっぱり定期的に更新するのは大事だね。しかしだ、Xのフォロワーは9000人くらいいるのだが、ブログの閲覧が10人というのは、ほんとにもうブログの時代ではないのだなー。ブログで1億円稼ぐみたいな人はみんなミイラになったのであろう。墓石にはアフィリエイトと刻まれているだろう。喝。

というわけでですね、いきなり一段落も消費してしまった。これでいいのか。いいのか。おい、いいのか!牛乳を飲め!ええと金曜日はあちこちにメールを返信する。それだけで午前が終わってしまった。動きが遅い我ら。あちこちと新規案件打ち合わせの連絡。面白そうなアンソロジーの企画があって、楽しみなことである。今年はアンソロが結構出る年になりそうな。

午後はゲラ読みなどしていたら3時になり、結局ぎりぎりやんけと思いつつ慌てて身繕い。電車を乗り継いで浅草まで。加門七海さん、ボローニャ大学の日本語学研究者で翻訳者のステファノ・ロチーニョさんと会食をする。ステファノさんは綾辻行人、小野不由美などのホラー・ミステリをがんがんイタリア語に翻訳されている方で、今回来日されるのにあわせて加門さんがお引き合わせしてくださったというわけである。美味しい食事をいただきながら、ホラーの話をたっぷりと。ステファノさん、日本のホラーをかなりたくさん読まれていて(角川ホラー文庫をあんなに読まれているイタリア人がいらっしゃるとは、心底びっくりした)話が大いに弾む。楽しい夜でありました。

ステファノさんと浅草駅で別れて、帰宅したら22時半。お風呂でジュース飲みながら本を読む。本を読むと寝てしまうので危険なのだが、まあ今日は30分くらいしか寝なかったのでいいということで。ボルヘスを読む。風呂が突如アルゼンチン化した。

この土日は寒いらしい。週明けには北海道から友だちが上京してくるから飛行機無事飛んで欲しいのだけど。

2026年2月6日金曜日

怪老人日乗:2月6日(金)

キーーーイイイイインンン……と頭が割れそうな金曜日である。すでに頭が割れた人形が砂丘に突き刺さっている。よく見るとみんな同じ顔をしている。あなたのお母さんの顔をしている……。

と怪奇に始まったこの日記であるが、わたしの日常はまるで怪奇ではないのであった。平和なのであった。ひなたぼっこしているピザのような日常なのであった。なんじゃそりゃ。そういうわけで日記をつける。今日は夜お出かけ。これからしばらく夜の会食が続くのだ。どよんと太りそうである。若い頃は「いくら食べても太らない」という例のやつだったのだが、それは若い時のボーナスステージであって、今となっては普通に太るのである。腕立て伏せとかしているけど焼け石にスポイトだろう。去年あんまり人と会わなかったから、楽しい会が続くのはいいのかなーとも思いますけど。

今聞いている音楽。シモーヌ深雪『血と薔薇』。たたびたび紹介しているがこのアルバムは物憂くてロマンチックで本当に好き。澁澤龍彦系統の幻想文学直系の美学が流れていて、そこもいいですね。中古でもなかなか手に入らないから(私は当時新品で買った)気になったものはなんでも買っておけということだろう。で音楽にうっとりしている場合ではない。今日のご予定。ゲラ読み、メール返信、アンソロジーの妙案を求めてさまよう、夕方から会食。




昨日はといえば打ち合わせ。半蔵門のT社。毎年この時期に打ち合わせにきている。つまり年1回刊行のあれです。いろいろ厳しい状況でもあるようだが、なんとか続けていきたいものだ。企画の方向性をざっと決めて、寄り道もせずに帰宅する。行こうと思えばあちこち行けるし、時間の使いかたがうまい人はあちこち寄るのだろうが、夕方になると池袋駅が混雑するので、それもしんどいなと思ってそそくさと帰宅して自室でコーヒー飲む。ほっと一息。

一昨日は水曜日。家族で川越のほうに出かける。子供が社会科見学に行けなかったので(風邪を引いた)代わりに出かけようという主旨。川越に来たのは初めてである。西武線だけで来られるのに機会がなかった。食べ歩きのできる楽しい街でした。蒸したおまんじゅうにさつまいもとあんこが入っているのが美味しかった。お昼、ホワイト餃子(これも初めて食べた。発祥は千葉県らしいですが)を食べて明治のお菓子工場へ。学校の社会科見学で本来ここにくるはずだったのである。チョコレート工場のあれこれを80分ほど見学。当然だがウォンカさんもウンパルンパもいなかった。それにしても明治、カールをもう作っていないのにカールおじさんの像は建っているんだな。のんびりできた楽しい一日でした。

しかし一日遊んでしまったのでその分の仕事を夜中やる。仮眠して午前1時から朝の9時までぶっ通しで働いた。

その前の日、つまるところ火曜日は取材一本。この日は受ける方。午前中はその準備などに費やす。昼頃に家を出て、渋谷の某メディアで某ミステリ評論家さんと対談。といってもそのうち記事が出るだろうから言ってしまうと若林踏さんである。お互いの著書について語り合う。「この本はホラー作家だけでなく、紹介者にもスポットを当てている。これを読んで、ホラー評論をやりたいという人が出てくるのではないか」と言ってもらえたのがとても嬉しかった。そうなのだ、そういうことを自分で書きたかったのかもしれない、と気がついた。ありがたいことであった。ホラー評論家、少ないのですよねえ。アカデミックな方面でやられている方、翻訳家を兼ねている方などを除くと、片手で数えられるほどしかいないだろう。

いい天気だったが寒い日だった。コーヒー屋に立ち寄って推薦文を頼まれていた某ホラー著編を再読、コメントをまとめてスマホから送る。夜は『破墓(パミョ)』を見た。おそばを食べているつもりがトンカツが出てきた、みたいな不思議な映画だった。あらかじめトンカツ映画だと思っているかどうかで評価が分かれそうなところではある。

月曜日は何をしていたかなー。覚えていないので日記はこのあたりで。おほほのほ。土日は寒いらしい。今日はあったかいらしい。どっちやねんの介。


2026年2月2日月曜日

怪老人日乗:2月1日(日)

日曜日のピュ。ってよく書くけど映画は観たことない。昔レンタル屋によく置いてあったのだ。昔レンタル屋でよく見かけた映画というのはあって、『白蛇伝説』とか『大脳分裂』とか。中身は知らないけどジャケはやたらに覚えているという。

というわけで日曜日なのですが、金曜日がんばったおかげもあり、久しぶりにのんびりした日曜日。ゲラを1本読んで推薦文に頭をひねる。あとは明後日対談があるのでその準備をちょっとやって、あとは積ん読の消化など。お汁粉を食べました。天気よろし。

このところ風呂で何時間も寝てしまうので、ほんとに気をつけないといけない。対策としては風呂で本を読まないことだけど、お風呂くらい好きな本を読みたいよなあという気持ちもある。起きている間は大抵仕事絡みの読書をしているのですよ。直接インタビューや書評に関わらないまでも、これは読んでおいた方がいいだろう、という注目作家の新刊などを優先的に読むわけです。となると時間も空間も飛び越えて好き勝手に読めるのは風呂タイムだけなのだよね。せめてタイマーでもかけるか。

落合信彦氏死去の報。落合信彦は父の蔵書にあったせいで小学生から中学生にかけて、何冊か読んでいる。『男たちのバラード』みたいな小説も読んだし、『2039年の真実』みたいなノンフィクションも読んだ。落合信彦といえば国際派ジャーナリスト(ということに当時はなっていた)だが、私はオカルトが好きだったのでむしろそんなノリで読んでいた。大人の読むオカルト本という感じである。一番好きだったのは『20世紀最後の真実』で、これは南米の奥地でいまもナチスの残党が戦い続けている、という冒険小説みたいな話。その後、フォトジャーナリストの佐藤健寿さんが南米までいって、この話の裏取り取材をしていたのを読んで、「やっぱりみんな気になるよねー」と思った。佐藤氏は世代が近いからなんだか妙にシンパシーを感じたものであります。




宇宙から耳鳴りが……

2026年1月31日土曜日

怪老人日乗:1月31日(土)

どじゃーん、と銅鑼がなった土曜日。どく、ボラえもんです。ええとですね、今日は土曜日で比較的のんびりしてました。昨日はそうでもなかった。昨日のことからカクヨム。昨日は金曜日であった。そりゃそうだ。土曜の前日は金曜日なのだ。木曜日だったら特殊設定みすてりいだ。おっかねえ。死ぬほどおっかねえ。

ええとですね、前の段落はだめだ。わけのわからないことばかり書いてある。段落を変えて仕切り直そう。真面目にいく。金曜日はあれだ、朝から原稿をやっていたのだ。なんか水曜くらいに送らないとな原稿があったのであるが、間に合わないものは間に合わないので、金曜に送ったのであった。というわけでじりじり進軍して(あと2枚くらいで止まっていた)昼頃やっと完成、メール。それからすぐオンラインでの打ち合わせ。2月のトークイベントについて。小規模ですが関東でやります。

それから飯田橋、夕方5時から取材。ホラーワールド渉猟2月はA村先生である。ってこのブログを読んでいる人はごく少数だから書いてしまうと飴村行氏である。新作『粘膜大戦』について。飴村さんと会うのは前作『空を切り裂いた』以来。スランプは脱したようで、安心しました。あいかわずオモシロトーク全開であった。

終わって帰宅して8時。お夕飯食べて風呂に入るが、なんとしたことだ。3時間もお風呂で寝ていて気づくと0時。湯がすっかり冷めている。怖い怖い。このままじゃ死ぬで。気をつけよう。で今日。快晴。日本中大雪だというのに東京はカラッとしていて申し訳ないくらいである。午前は部屋の片づけ、毎週土曜は部屋を整理してリセットするのだ。その後各所に請求書的なものを送るなどの事務作業を済ませて、午後はゲラ読み&対談用の本読み。夜は映画でも観るかあ。


こんにちは。どく、ボラえもんです

怪老人日乗:1月29日(木)

びよんびよんと琵琶を弾くような日々である。夜中はわけのわからない夢を見るし、もうなんか疲れているのであるが、それというのも懸案の原稿が終わらないからで、どしぇーといいながら明け方からやる。私は朝ドラの『ばけばけ』が好きであるが、それも観ずにやる。

午前10時までかかってできた……と思ったけど、あと2枚。まだできない。しかし外出する用事があって申し訳ないが家を出た。神保町まではるばる移動して平凡社、サイン本作る。どこかで懸賞をするのだそうで、ふるってご応募ください。といってもそれほど冊数はない。買った方が早いだろう。担当さんによれば新宿紀伊國屋でよく売れているとのこと。ポップも作ってくださってありがたい限りであるが、私の近所の本屋では見かけないので、都心部と郊外とで売れ行きに差があるのだろうか。

一緒に出てきた奥さまと合流しお昼、中華料理屋で食べる。最近はまっている揚子江菜館。近くのテーブルの女性が「私は50年通っているのよ」と話していたので、私なんてまだまだひよっこである。ここは何を食べても美味しいね。古本屋をあちこち覗いて、13時にギャラリーがあいたのでイマイマキ展を見る。イマイマキさんはXで絵を見て、とても可愛らしいクマの絵を描かれていて好きになった。夫婦でファンなので眺めてきたというわけ。ところで会場のむじな画廊、ビルの同じフロアに古書店のくだん書房があるけど、むじなとくだんは関係があるのだろうか?

文房具や画材を見て帰宅。絵を描きたいなあと思ってキャンバスなど見る。油絵でワニを描いたら面白そうだが、絵の具は高いな、とパリーに住む大正時代の画学生のようなことを思う。一人池袋に残りコーヒー屋で急ぎの原稿続き。慌てて書くとケガをするぜと思いつつ、慌てて書く。しかしなあ、もうちょっとのところで頭が固まらず。ビシッといかないので一旦帰宅する。

ヤフオクで前から欲しかった草野唯雄『怨霊島』購入。帯付きであったし比較的安かった。この本、どういう理屈か何万円もしているのだ。国会図書館のデジタルライブラリーでふつうに読めるので、まあ急いで買うこともないのだが900円くらいならいいでしょう。


イマイマキ展で買ったバッジ

2026年1月28日水曜日

怪老人日乗:1月28日(水)

池袋の西武デパートに卯花墻(うのはながき)という日本各地の名産品を集めた一画があって、そこがとてもよかったのである。金沢の文鳥羊羹なども買えて、手土産にも自分用にも楽しいお店だったのだ。ところがご存じのように西武デパートがヨドバシカメラに買収され、それにともなってデパ地下も様変わりして、一時はすごく大きかったこの卯花墻も、今ではぎゅっと縮小されてしまった。西武の関係者はこのブログを一日1000回ほど読んでいるはずなので、ぜひ卯花墻をまた大きくしてほしい。東武にはない魅力はそこだ!と河童も言っておる。

というわけで水曜日になった。世を憂いている場合ではない。原稿が……今週はなんか色々あるなあ。締め切りがあって、取材があって、今日も締め切りがあって、さらに某誌の入稿準備があって、明日はサイン本作りと締め切りがあって、明後日は取材と打ち合わせがある。まあこんなものだと言えばそうである。私のような零細フリーランスというのは「1週間に1回締め切りがくる」とかそういうのんびり屋さんのペースで仕事をしていたら、たちまち干上がってしまので、若干めまぐるしいくらいでないといけないのであった。1月前半のんびりしていた気がするけれども、徐々にペースが戻ってきたような。

しかし本は去年よりは読めているので、お風呂で昔読んだ本だったり、積ん読してあったものだったり、いろいろと読み散らかしている。お風呂の中が一番好きに本が読めるので、書庫に行ってしばし棚を眺めて、なるべくあんまり読んでいない本を持ってお風呂に行く。もちろん全部読めるわけではないのだけど、短編集のうちの1編でも読めるとずいぶん面白い。そのまま自室に持って行って読むこともあるし、それっきりということもあるけれども、どっちにしてもいい気晴らしである。やはり本というのは(調べ物も楽しいけれども)目的もなしに散漫と読むのが楽しいのではないか、という気もするね。

なんだか今日のブログは真面目である。小倉優子が読んでいるからだろうか。分からない。おれには分からない。そういえば去年の夏やったイベントに来てくださった方が、「小倉優子と会えるといいですね」と応援してくれたが、その後私を小倉優子に会わせようという署名運動が起きるわけでもなし、まったく動きはない。どうしたことだ。

ええとですね、今日の日記。朝から原稿書き。お昼過ぎまでやって1本仕上げてメール。先方の確認待ち。お昼はバインミーみたいなものを食べて、電車に乗って飯田橋。途中でメール何本かやり取り。昨日の取材についての追加質問などに対応。電車では『石川淳随筆集』を読む。もちろん30分程度ではあまり読めないのだけど。飯田橋の某社に行って作業。あまり人がいない。まあいいや。さらりさらりとこなして、池袋のジュンク堂で本を買って帰宅。ここは楽天ポイントがたまるからついつい買ってしまうなあ。もっと小さな本屋でも買い物をしなければと思うのだが、あいにく近所の店には私の本がまず置かれていない。ということはホラーとか幻想系があまりないわけで、結局大きい店で買うことが多いのでした。

夜はミスドが家にあるという話で楽しみに帰ったのだが「結局味が濃そうだから買わなかった」との話で、むーんとセミのようになる。お夕飯は餃子など。お風呂でまた本読んで原稿書き。明日は神保町で用足し。それまで原稿どれだけできるかしらん。風呂に入ると眠くなるというか、すべてがどうでもよくなるというか、河童の皿がはがれたみたいな気持ちになるので、あまり風呂には入りたくないのだけど、本音では入りたいのです。



2026年1月27日火曜日

怪老人日乗:1月27日(火)

くわっくわっくわっ、火曜日である。ええとですね、最近は寒い中にも暑さを感じる、つまり冬の中にも夏を感じるようになってきた。夏の間は暑い中にも寒さを感じる。すべてはそういうものであり、適当に言っています。

でである。土日はずっと仕事をしていたのだなあ、いやあ、やっぱり原稿に追われる暮らしはよくない。よくないよくないと思っていても、結局そうなるのは性格であろう。何度か書いている話だけど大学の時、何の授業だったかもうすっかり忘れてしまったが、大教室でおこなわれた一般教養的な授業で、ある先生が「この中で夏休みの宿題を8月31日にやっていた人はいますか、そういう人は一生そうだと思った方がいいでしょう」と宣言して、なんて夢も希望もないことを言う人なんだと思ったけれども、後になって考えてみるともしかしてあの先生自身がそういうタイプだったのかもしれない。そしてその言葉は正しく、私がまさにそういうタイプのまま大人に突入して、もはや突き抜けんばかりの勢いである。あ、河童だ。

さて昨日は朝の3時に起きて、書きかけのインタビュー原稿仕上げ。結局できたのが9時くらい。へろへろとメール送信する。そこからもうひとつ急ぎの記事をと思ったけれども、なんだか疲れて仮眠ぐセンチュリーであった。午後からぬっくりと飯田橋に出て、某誌の校了作業をする。終わって7時。なんだか疲れてしまって、本も読まずに帰宅。夜はあったかい肉蕎麦、海苔巻き、厚揚げに味噌を挟んで焼いたやつ。お風呂に入って本を読むが(香山滋『霊魂は訴える』)うとうとしてしまって、気づけば時計は23時。2時間も風呂で寝てしまっていた。あぶねー。布団で寝る。

今日は昼からオンライン取材(受ける方)なのでその準備をしていたら午前が終わりそうだよー。ペロリンガ星人というのは本当に面白い名前で、昔からうちの父親もペロリンガ星人という言葉を口にしていたが、やはりよい名前だと思う。『日本ホラー小説史』池袋ジュンク堂新書で6位。平凡社新書の中では首位だが、もっと売れてくれと思う。ペロリンガ星人も読んでくれ。