10月11日である。もうこうなったら経文を唱えるしかない。そのくらい原稿が大変なわけですが、昨日はねえ、徹夜明けでどーんと疲れた出て早くに寝てしまいました。厳密にいうと徹夜ではなくて4時半くらいに布団に入ったんですが、まあ2時間くらいの睡眠ではどうにも調子が出ず。日中もそのまま働いていましたが(飯田橋にも行っていた)帰りにはふらりふらりと亡霊の如くなりにけり。をばれう、をばれう。
でですね、昨日はそんなわけであんまり捗らなくて、まあ大変なのである。こんなことがあっていいのでしょうか、という日々でありますが、気づけば秋ですねえ。10月にはいろいろ目星がついているかと思ったけれども、目玉どころか脳みそもついていなかった。うーんむ。
そんな中、あれこれお仕事のご依頼、ご相談もいただく。まあ落ち着いたらですね、一気に手をつけますので少々お待ちを……。そしてあれだ、ええとね、なんだっけ。まあ忘れましたけど、最近あったこと。そうそう、先週の今日、猫町倶楽部さんに呼んでいただいてトークイベント。会場は渋谷のイベントスペースでして、ビルの入り口を工事中で「どこから入ったらいいんだよー」としばらくさまよいましたけど、なんとか入ることができまして、綺麗で広々とした30人くらいキャパのイベントで満席でありました。ありがたい!しかし今年は人前でしゃべる機会が多かったなあ。
イベントはですね、猫町倶楽部というのは日本最大級の読書コミュニティなわけですが、その中で特にホラー好きの方が企画してくれたもの。ありがたいです。で私を呼びたいと。それまたありがたい話であります。トークはその中心になってくれた方との対談形式で、ホラーの歴史とか、魅力とかですね、そういうことをゼロから分かりやすくお話ししました。会場にはXで繋がっている方々もたくさん。心強かったです。この夏はイベントをたびたびやって、おかげでXの相互フォローの皆さんと会うことができました。X、というかSNS、昔はあまり得意ではなくてですね、何かこう必要を感じていなかったんですけど、こうやって趣味を同じくする人たちが、普通に生活していたら会うことはありえないのに、会うことができるのでいいものだなあと近年は思っております。ありがとうX。
でトークがQ&A含めて1時間半。質問コーナーでは「リミナルスペースが話題だが、筒井康隆の『遠い座敷』もそうでは」という問いなど。鋭い。と思ったらよくイベントにきてくださる方でした。でリミナルスペースとはなんぞや的な話もできまして、幸い大きなぽかもなくですね、お役を務めることができたのではないでしょうか。どうでしょうか。
でイベント後は懇親会、渋谷の居酒屋で。初めての方も、何度かお話ししたことある方も、和やかに楽しく飲食いたしました。さっきの話と重なりますが、私はこういう場がとても苦手だったのです。でも年齢とともに平気になりまして、それとですね、やっぱり直接会えて、お話しできるって貴重なことだよなあとも思うのですね。その機会を逃したくないというか。まあ人生後半戦に入ったからこそ、そう思うのかもしれない。若い頃は飲み会、逃げて逃げて逃げまくっていたものなー。来場者の方もそうなのかもしれないが(ホラー好きはシャイな方が多いから)でも来てくださったことをありがたく思います。本を持ってきてくださった方にサインなどもいたしました。サインを終えたらなぜか「おおー」とその場で拍手が起きまして、初めて立った1歳児のような感じでありました。
上はイベント告知用にcanvaで自作した画像。まあこういう画像があった方が反応はいいような気がいたします。Xのアルゴリズム(よくわかんないけど)が変わって告知も難しくなってきました。言われてみるとタイムラインにもおなじみの皆さんが流れてくることが多く、それ以外のフォロワーさんはあまり流れてこないんですよね。
というわけでここでも告知しますが、猫町倶楽部さんでは引き続きイベントを。11月から6回連続で「朝宮運河のこのホラーを読め!」というオンライン読書会を開いていただくことになりました。イベント名はなんか威勢がいいですが……。まあ私が選んだホラー小説を、みんなでゆるーく読んで、感想をいいあってみようぜいという読書会です。お申し込みが必要ですが、ご興味ある方はぜひぜひ。初回は私も参加いたしますよ。








