2026年7月16日木曜日

怪老人日乗:7月16日(木)

もっくもくの木曜日である。早いな。やめてくれ。ええと日記をつけますが、前はどこまで書いたんだ。星海社のイベントに出たところまでか。月曜日もイベントもう一本。平日にやるとは珍しいけど、そういう日もあるのだ。17時くらいに家を出たから、それまでは原稿仕事をしていたのだろう。トークでしゃべることも考えていたのだった。で19時に渋谷へ。道玄坂をのぼってロフトナイン渋谷。って初めていったけど要はユーロスペースの1階だったのか。これまで気づかず通り過ぎて映画を観にいっていた。

で19時ちょっと前について主催の松竹の方々と合流、控え室に行ったらすでに中田秀夫監督、松原タニシさんは到着しておられた。中田監督とは初めてなのでご挨拶。監督はジムに行ってお腹が空いたとのことでゆで卵などを食べておられる。そんなこんなで和やかにイベントの相談。平凡社の担当Aさんも売り子に来てくれる。本が売れるといいけど、どうかなあ。

というわけでイベント開始して、『事故物件ゾク恐い間取り』の感想を私がお伝えしたらそれに答えてくださる形で、見えそで見えない幽霊の話とか、逆回転の音声の話とか、いきなり細かい心霊表現的な話題が出て嬉しい。というわけでしばらく新作の話をし、次の30分では鈴木光司さんの話、米国版『ザ・リング2』の撮影で渡米した際、鈴木光司さんも見学にやってきて、二人だけなのに英語で会話したという笑い話を聞く。いい話じゃ。休憩挟んでそこからはタニシさんのコーナーで、あちこちで撮影した事故物件映像と画像。海辺で手を振る貞子とか、床下からでてきた巨人軍の選手名鑑とか。あんまり寝ずに行ったから心配だったけど、お二人のおかげで最終的にはとっても盛りあがってよかったです。

最後はサインコーナー。Blu-rayを買う人が多かったせいか、わたしの知名度のなせるわざか、あまり本は売れなかったですね。まあ8月のロフトでまた売ればいいかあ。8月はメディア露出もまたあるので、在庫が動くことを期待したい。とはいえお客さんの中には星海社のイベントにも来てくれた方が複数、ありがたいことでございました!

その後近くのお店で軽く打ち上げ、終電になったので先に帰る。皆さんは家が近いかタクシーなのであろうが、東京西郊に住んでいるわたしは11時半にお店を出るのでも結構ぎりぎりであった。で疲れてちょっと寝たりしながらも、原稿をぼんやりと進める。14日はメディア出演のオンライン打ち合わせ。15日は飯田橋に出て某月刊誌の作業少し、さらに松竹試写室に行って『だぁれかさんとアソぼ?』みせてもらう。フルーツジッパーの方が主演をしているのだった。てっきり高校生役の誰かだろうと思ったら、大人のカウンセラーの役がそうだった。バブー。

今日も原稿。メールが届いて「もう校了間近だわよ」というので、その会社のを先にまわす。昼前に仕上げて送信。こういう順番抜かしみたいなことは申し訳ないけど、仕方ないのであった。せめて他のもせっせとやろう。バブー。




2026年7月13日月曜日

怪老人日乗:7月13日(月)

わ、怪老人日乗が1週間も開いてしまった。めーずらし。なんでかなーと思ったのですが普通に時間がなかったのである。時間がないということは、未来人でもあり古代人でもあるということだ。君はどっち?

と意味の分からないことを書きながらちょっと日記をつける。ええとですね、先週はまあ色々あったのだよなあ。会食があったり取材があったり。思い出してみると木曜日はご近所の作家Mさんと会食。某社の編集さんを交えて中華を食べつつ、あれこれと歓談する。楽しい会でした。

そのまま電車に乗って国分寺、髪が長くなってきたのでカットに行く。パーマをかけると3時間とかかかるわけだが、カットだけだと1時間以内で済んだのでよかった。美容師さんに「近所の美味しいかき氷屋ができましたよ」という話を聞く。ほえー。しかし一人ずつしか注文を提供できず、2人組で行くとしても10分とか時間をずらして予約を取らないといけないらしい。5人組とかでいったら最初に食べる人と最後に食べる人で40分もずれるわけか。なんだかそれも回転が悪い気がするけど。その日はそれで帰宅。

金曜日は昼から双葉社で取材、恩田陸さん。恩田さんとは昨年『珈琲怪談』のインタビューでお会いして以来。10年ほど前からあんこが食べられるようになった、という興味深い話をうかがう(もちろんそれだけじゃないけど)。暑いので日傘代わりに雨傘を差して歩いていた。帰宅してそのまんま原稿したのかなあ。

で日曜は午後から飯田橋、「ホラーマーケット 怪談即売会 第2夜」に参加。去年も出演した星海社の即売イベントである。人気作家がここでしか読めない本を売るわけで、そりゃあファンは買いにくるわね。昨日はものすごく行列して、建物の外まで人があふれかえったらしい。売り切れも出ちゃったらしい。私のイベントは最終日だったのでそこまでの混雑は見られず、しかし常に会場に人が入ってきている状態で、正直ホラーマーケットがここまで成功するとは予想していなかったですよ。




で会場の学校跡に向かう。もともと看護学校だったところを貸しスタジオにしているらしく、それにちなんでイベントも学校の怪談絡み。学校に入れること自体が楽しいですね。担当の丸茂氏と合流、あちこち案内してもらった後(今年もどの本もこってるなあ)控え室へ。ちょっと休んでいたら15時になったのでイベント会場へ。入らなかったらどうしよー、と思っていたけど蓋を開けてみたら結構な来場者で、ありがたい~と思いました。さらにありがたかったのは私のイベントにいつも来てくださる方々が、あっちにもこっちにもいらしたことで、参観日の気分で心強かったです。

イベントでは持参していった年表(作ってってよかった!)をもとに、学校の怪談ホラーがどのようにジャンル化していったか、という流れを丸茂氏を相手に1時間ほど。なぜか「昭和が終わった日、泣きながら報告してきたKくん」という思い出話をしてしまった。このところ皇室に関する報道が多いからだろうか。小野不由美、恩田陸が整備したものが高見広春、綾辻行人を経て甲田学人にいたるよー、という話でありました。もちろん常光徹ラインの話もしました。こちらは16時までだと思っていたのですが、15時50分までだったそうで、妙に丸茂氏が慌ててるなと思ったら、そういうことだったらしい。すまん。

それからあちこちの方に声をかけたり、かけてもらったり。作家のあすみねねさんが来ておられたので(ワニ仲間)初めてご挨拶する。Xで繋がっている明治怪談マニアの酢豆腐さんも来られていたそうだが、どの人か分からず。おそらく質疑応答で手をあげてくださった若いメンズのどちらかだろう。

丸茂氏の計らいで「放課後図書館」という体験型ホラーイベントに参加、この手のものは初めてなので新鮮で面白かった。みんなで輪になって梨さんが書いたホラー小説を読んでいるうちに(暗いので老眼で大変よ)なんだか変なことが起こり始めて……という話で、結末が複数あるのが現代風。この手のカルチャーにほとんど触れてこなかったので、なるほどなー、と大いに感銘を受けたのでした。こりゃ面白いし、流行るわね。

その後星海社の方々が鬼の勢いで会場を片づけ、そのまま打ち上げ会場へ。神楽坂の素敵なバー。お店の女性マスターさんが私のイベントを見てくださったそうで、あれこれとお話しする。打ち上げではお隣が清涼院流水さん、その他豪華な方々に囲まれて、楽しくお酒を飲んで、といってもわたしはジンジャーエールなんだけど、そういうものを飲んで、2時間ほど楽しく打ち上げて散会。打ち上げは18時からだったので、案外にも早く帰れて帰宅したら21時半頃。冷蔵庫にケーキがあったので珈琲いれてそれを食べ、夜中に仕事。4時までやって寝る。へろへろへろ。で今日は渋谷でトークイベントだ。大変だけどがんばるぞい。ボルゾイ。


(怖い同人誌売り場)


2026年7月6日月曜日

怪老人日乗:7月6日(月)

あらかじめ言っておくが今日の日記は内容がないぞ!これといって事件はなかったからなあ。昨日は普通に仕事をして、疲れて11時くらいに寝た。お風呂で『ザ・ムーン』の1巻を久しぶりに読み返して、面白いなー、っていうか面白いのかこれは、なんだかヘンなマンガだなやっぱり、と思っていたくらいである。心が揺れたことといえば。あとはご飯が手作りの餃子で、たくさん食べました。50個焼いてみんなで全部食べた。コーラも飲んでいいあんばいである。わたしは下戸なので、お酒が飲めないどころか、沼があるとカエルのように飛び込んでしまうのである。

世間はボーナスの季節である。わたしはボーナスというものを一度ももらったことがない。もらってみたいものだと思うが、それには会社に在籍しないといけない。してみたい気もする。誰かさせてくれい。よく親戚の伯父さんが会社をやっていて……みたいな話を聞くけど、いや、よくは聞かないな、そういう話もあるのだろうけど、そういう場合、わたしを在籍させてボーナスを支給してくれてもいいんじゃないでしょうか。と思うけど、うちの親戚に会社をやってる人はいないなあ。法事でお坊さんと一緒になってお経を唱える人はいたけど、あの伯父さんは学校の先生だったはずだ。

今日は打ち合わせが午後にある。来週のトークイベントの内容を話し合うのだ。大人がいっぱいくる、と思うけどわたしが一番年上の可能性があるわけで(あるだろうなー)なんだかそう思うと人生は夢まぼろしの如くである。うんと世話になった編集さんが某社を早期退職されるそうで、これまた無常を感じるのであった。わたしは今の仕事に就いて約20年だけど、この期間と同じだけ働いたらもう70歳近いわけで、さすがにそこまでフリーライターはやっていないだろうから、どこかで転機が訪れるであろう。ずっと怪奇幻想な仕事ができていればいいけど、さてどうなっているか。と無常観にひたる今日この頃なのであった。

とはいえ目先の仕事はたくさんあるわけで、カエルがゲコゲコいいながら歩いているのを追いかけないといけないし、ヘビが楽しそうに輪になっているのに混ざらないといけないし、宇宙人を解剖しないといけないし、結構忙しいのであった。宇宙人解剖フィルムをみんなで観よう!













2026年7月5日日曜日

怪老人日乗:7月5日(日)

 あれ!?もう5日なのか。体感ではまだ7月に入ったばかりだったのだけどなあ。うーんむ、このままじゃ色々マニアワニ。なんだマニアワニって。ミスタッチだけど面白いからこのまま残しておこう。うわ、また雨が降ってきたなあ。朝降って一度やんで暑いくらいだったのだが、今度はゲリラ雷雨。晴れているうちに遠くの図書館に行ってきてよかった。12日の学校の怪談トークのための資料を東村山の中央図書館まで借りに行ってきたのである。午前中はその他、仕事のための映画鑑賞など。ホラーを観て遊んでいるようでこれも仕事なのだった。

昨日は珍しく午前2時まで起きていた。原稿あがったのが22時すぎ。そこからもうひとつの原稿に取りかかる気が起きず、懸案だったラインスタンプの制作に着手。だいたいのやり方は分かったけど、あとはアナログで描くか、デジタルで描くかである。一旦アナログ画を40枚くらい描いたみたけど、それを取り込んでカラーにするとどうも味が出ない。線が細かすぎるのだろう。というわけでデジタルで描くことにする。というあたりまで決まって深夜になり、寝ました。

で今日は仕事をしつつあれこれ雑事もありで結構忙しいや。雑事というのは図書館の本を検索したり、ネットで資料本を買ったりである。午後はレビューとインタビューと作品紹介と年表作り。合間に動画編集とスタンプ作成ができれば一番いいけど、まあ欲張ってはいけないな。



2026年7月4日土曜日

怪老人日乗:7月4日(土)

どどーんと土曜日。わたしは金曜の夜から土曜の朝がいちばん好きですね。〆切方面から一瞬だけ解放された気がするから。いや、全然解放されていないどころか、月曜までの仕事があることのが普通で(この4、5年ほとんどそんな感じ)本来ならば焦らないといけない状況なんですけども、金曜を過ぎてしまうと次に「原稿を送るべきデッドライン」は月曜朝に順延されるわけで、心理的にだいぶ気楽になるのです。

そんなわけで怠けているわけじゃないけど、午前中は部屋を片づけたりバイクで図書館に行ったり。子どもがサム・ライミ『HELP 復讐島』を見ているのでついつい横で眺める。劇場で見ているけどやっぱり面白い。サスペンスとしてはよくある状況なのかもしれないが(無人島で嫌な上司と二人きり)心理の駆け引きがうまいのと、あっと驚くツイストがあるのと俳優二人の顔芸、何よりいやなキャラクターを(主人公もそこまで善人ではない)ほどよいバランスで描いた脚本がすばらしく、最後まで楽しくみられる。サム・ライミお得意の口や鼻から緑色の何かを吐く、というシーンもあっておすすめです。




そうこうしてたらお昼になり慌てて原稿作業に復帰。動画編集もしたいけどどうだろうか。この土日、いろいろ山場という気がするなー。週が明けたらいっぱい予定があり、気づいたら廃校舎での学校の怪談トーク、渋谷ロフト9のイベントということになっていそうだ。一応、ここでも告知しておくと7月12日(日)飯田橋学校跡地にてホラーマーケット「学校の怪談&学園ホラーガイド」というトークイベントを開催。チケットはこちらまで。


翌13日は『事故物件ゾク恐い間取り』DVD&Blu-ray発売記念イベントをロフト9渋谷にて。松原タニシさんと中田秀夫監督のトークにゲストしてお邪魔する形です。チケット販売はこちらまで。




2026年7月3日金曜日

怪老人日乗:7月3日(金)

今日も4時に起きる。仕事があるので、と思うとパチッと目が覚めるのである。しかしわたしは寝入りがいいので寝不足などはあまり感じず。というかこれまでの人生で「寝付けない、眠りが浅い」と感じたことはほとんどないのだ。数回、おばけの本などを読んで「怖いよー、怖いよー」と眠れなかったことはあるけれども、そんなことはレアケースに入ったレアチーズケーキであって、大抵は布団に入った瞬間、ばたんと意識と視界が暗転している。

しかしこれも年を取ってくると分からないですね。若い頃は私はいくら食べても太らなかったんですよ。よくいるじゃないですか、「ほら、ボクって太れないタイプだからさ、フフフフ」とかいう奴が。どちらかというとあれに近い感じだったんですけども、といってもそんな嫌味っぽい感じじゃないですよ、いわゆるもやしっ子的な人間、もやし人間でしたが、それでも最近は食べたら食べるだけ肉がつきますからね。「ああああ、本当に太るーーー」と驚いております。だからそのうち「ああああ、本当に眠れないーーー」となるのかもしれない。いや、多分そうなる。眠れぬ夜は、側転を……あなたの窓の下まで……ぐるぐるぐる……べろべろべろべろ……電柱をなめ回す……。

というわけで今日は早起きして日記をつけている。世界で10人くらいしかこのブログの読者はいないのだが(うち3回は自分でカウンターを回したから7人かも)その数少ない読者の皆さんも、早朝に日記が更新されるなんて、とびっくりするに違いない。いや、しないか。しないな。自分が読者でもしないと思う。大げさだった。しかしなぜこんなに早く日記をつけているかといえばですね、ちょっと時間が空いてしまったからなのだ。

今日の早朝、イギリスの推理作家協会が選ぶダガー賞の発表があったのだ。翻訳部門には雨穴さんの『変な絵』がノミネートされており、「受賞したらぜひ電話でコメントを」という依頼を2社からもらっていたのである。そういうことならと海外の書評をネットで読んで、候補作の『変な絵』も久しぶりに読み返して、コメントの内容を朝からまとめていたのだが、残念なことに受賞はならずで、用意していたコメントが宙に浮いたのであった。それでさまよえる心を落ち着けるために、この日記をつけているわけである。和菓子の季節である。和菓子が食べたい。

雨穴さんの「変な絵」、英ダガー賞逃す 翻訳部門で最終候補も

https://mainichi.jp/articles/20260702/k00/00m/200/403000c



2026年7月2日木曜日

怪老人日乗:7月2日(木)

もっくもくの木曜日だああ。というわけで木の日であります。陰陽五行説でいうところの木剋土でありまして、まあなんだか分からないけど木曜の次には金曜が来て、その次には土曜が来るそうだよ。うふふふふ。

今日は4時に起きる。また原稿をやろうと思ったけど、いやな予感がした。いやな予感というのは他でもない、このまま寝ずに原稿やったら絶対疲れるよなー、というごく当たり前の予感であります。でへこたれて寝てしまった。起きたら7時。朝食取って仕事する。

9時からオンラインでホラーな取材。遠方に住んでいる作家さんだったのでリモートにてインタビューする。1時間ほどいいお話が聞けて、こういうのをすぐテープ起こしして書けたらいいんだけど、先にいくつかやらないといけない。昨日も書いたけど〆切が徐々に堆積しはじめており、放っておいたら山となり、川となって、海となりそうなのでひとつずつ片づけていかないと。

肩が痛いというのは先日も書いたところだけど、昨日から右手の中指がピックピックしてきて、腱鞘炎みたいな感じだったらやだなーと思っています。原稿書きは右手が使えないと相当困っちゃう。

某新聞2社よりコメントの依頼あり。しかしまあどうなるか分からない。某作が某賞を取ったら取材したいという打診でありました。皆さん私の連絡先をどこで知ってくれているのだろうか。ってこのブログしかないのだが、へんなことしか書いていないので恥ずかしい。南無阿弥陀仏。

2026年7月1日水曜日

怪老人日乗:7月1日(水)

今日から一年の後半に突入。人間でいうところの下半身、ゾイドでいうところの下半身メカにあたる部分であります。ゾイドといえば今日、新しくできたヨドバシカメラ池袋店でゾイドを見てきました。シーパンツァーほしいなあ。電池で動くヤドカリのやつ。昔のゾイドではネジを巻いてじーこじーこと動くタイプだったが30年以上過ぎて、ついに電池で動けるようになったヤドカリなのだ。未来ヤドカリだ。

というわけでですね、日記をつけますと昨日は健康診断を終えまして、その後夜まで原稿書き。なんだか疲れてへろへろりん。今日は朝4時に起きて原稿続き。それなりに書いたところでまた疲れてへろりんと1時間くらい寝る。最近は疲れやすい、年齢のせいであろうか。集中力も衰えているし、もともと粗雑だった脳みそがますますラフに、ワイルドになっている気配を感じざるをえない。秋ですねー。

それから原稿終わらぬまま家を出て、飯田橋で某月刊誌の編集作業。午後3時に終わってあわてて帰宅、しかし興味を惹かれてできたばかりの池袋西武のヨドバシカメラを覗く。といってもほしいものも特にないので5階おもちゃ売り場を中心に。プラモデルがたくさんあった。しかし昔はこのフロア全部洋服やカバンを売っていたわけで、それは淋しいけれど流行らないよなあと思う。いまの日本人の経済状態を考えると、って正社員でもない私がいうのも変な話だけど、やっぱりデパートで服を買ったりするというライフスタイルは厳しいんじゃないだろうか。だったら扇風機とかトースターとかテレビとかをの実用品を買う方が、まだ機会があるような気がする。西武がヨドバシになってしまったのはとても残念なことで、文化の香りが失われてしまったのは惜しいのだけれども、しかし西武も営利企業である限り、売れないものを売っておくわけにはいかないだろう。でも素敵でしたけどねー、ハイブランドがいっぱい入っているフロアは。

帰宅して銀行に記帳に行く。もろもろの原稿料が入っているかどうかの確認。最近はイベントの出演料などもちらほら。しかし額でいうと大したことはなし。人前に出るのは宣伝の意味が大きいが、あまり負担になるようなら数を減らそう。本業は原稿を書くことであるので。ってなわけで夕方からまたせっせと原稿。7月半ばまでの〆切を整理したらざっと15個くらいあり、1日1つやらないと間に合わない計算。途中にイベント出演だの会食だのがあるから、6月同様ギリギリの感じだろう。いやだなー。



これはなんだかよく分からないのだが、昔canva(画像編集サイト)を使い始めたばかりの頃、練習で作った画像である。言っている意味がまるで分からない。こういうヘンな画像がcanvaには何枚か保存されているのです。

2026年6月30日火曜日

怪老人日乗:6月30日(火)

健康診断。朝ご飯たべずに病院へ。血をチュウチュウ吸われる。助けてくれー。と叫んだところで目が覚めた。なんだか疲れて帰宅。朝ご飯とお昼を兼ねたものを外で食べ、合間に読書すこし。ところでかかりつけのクリニック、早口言葉があちこちに貼ってあるのだが「カメ鍋、サメ鍋、メガネ鍋」という気の狂ったようなフレーズがあって、どういうこっちゃと思いました。疲れてへろへろと帰宅。すこし寝てしまう。

気分を入れ替えて仕事しようと思い、日記をつけている次第。睦月影郎さんのインタビュー記事をネットで読んだが、70歳で警備員の仕事をされいているらしい。「お金がなくて健康なら働くのが当然」と恬淡と答えておられて、素敵だなーと思う。睦月さんくらい著作があれば(なんと700冊である)貯金でも生活ができそうな気がするけれども、原稿書きながら社会と関わり続けているのはよいなと思いました。なかなか中高年になって方向転換するのは難しく、それに失敗してしまうフリーランスの物書きというのは多いと思うのだが、大御所である睦月さんがそういう感じで生きておられるのは、励みになるのであった。わたしは唐沢俊一の晩年が怖くてたまらないので、なんとか反面教師にしつつ、闇落ちしないで生活していきたいと思うのでした。


2026年6月29日月曜日

怪老人日乗:6月29日(日)

昨日はほとんど家から出なかったなあ。スーパーにおつかいにいったくらい。あとは家でゆっくりしておりましたね。天気もそんなによくないし。こういう日こそ、あれだ、パラパラパラパラと内臓をまさぐるべきなのだが、手頃な内臓が落ちていなかったので、それも諦めたのだった。

昨日はですねえ、テレビをつけると美輪明宏さんの追悼特集が多く、ヨイトマケの唄をフルコーラスで流す番組もあった。三島由紀夫、寺山修司との交流に触れているものもあった。戦争を知っている世代がどんどん亡くなっていくのは、避けられないことだが不安でもあり、同世代の美の世界を知っている皆川博子さんにはいつまでもお元気でいてほしいと思うばかり。久世光彦とか三島由紀夫とか、あの世代ってフランスが輝いていた時代の影響が色濃くて、そういう教養を後の世代は持ち合わせていない。こればかりは乗り越えられない差なのだ。

お昼は何を食べたっけか。ああ、思い出した。作っておいてもらったお弁当を家で食べ、子どもはお茶教室に行き、わたしはインタビュー記事のまとめ作業。どよんとした天気であり、昨日の遠距離移動の疲れもあって、どよんと1時間ほど仮眠。夜も曖昧に仕事をして、つまりは曖昧な日であった。曖昧ミーマインである。ZOZOTOWNに予約していたムックのTシャツとどく。ところで私はガチャピンとムックが好きだけど、それは見た目が可愛いから好きなので、ひらけポンキッキという子ども番組を見ていたわけではない。あれはフジテレビでやっていた番組で、ほとんど見たことがないのである。でも今は大好きになって、ガチャピンとムックのラジオ体操をいっつもYouTubeで再生してます。