しばらく滞っていたお仕事告知です。Xでやってるからいいやと思いがちですが、世界には3人くらい「え、ネットってブログのことじゃないの?」という人がいるかもしれません。そういう人を無視はできない。わたしだってXを始めるまで、「Twitterってあれでしょう、明るい男女がなんか出会ったり楽しそうにしてるところでしょう」と偏見を抱いていたのである。実際やってみたら全然明るい人ばかりではなかったのだが……(そこがいい)。
というわけでどこまでさかのぼるべきか迷うが直近のものからいく。
リアルサウンドブックにて映画『近畿地方のある場所について』に関するインタビュー記事が出ている。背筋さんと白石晃士監督へのダブル取材。実はこれ、前半グループ取材で、後半は個別取材という変則的なやり方をとっている。映画だとそういうこともある。と偉そうにいうけど初めてでした。
白石晃士監督 × 背筋『近畿地方のある場所について』対談
「人知を超越したものを描くのが好きなんです」
次。現在発売中の『ダ・ヴィンチ』9月号に私のインタビュー記事が掲載されている。『現代ホラー小説を知るための100冊』と8月21日出る『怖い話名著88 乱歩、キングからモキュメンタリーまで』のダブル取材である。記事はイガラシダイさんが書いてくださった。怪奇幻想ライターになった経緯など、あまり話していないことも載っています。ぜひご覧ください。っていうか見て見て見て。
あとはですねえ、同じく『近畿地方のある場所について』の劇場用パンフレットに記事を書いております。背筋論のようなもの。他にも情報盛りだくさんなので、このパンフは買った方がいいかなー。米も高いし、映画代も上がっているし、悩ましいところですが、これは嘘んこなしでいいパンフレットです。
パンフレット仕事がもうひとつ。『呪怨4K』が劇場公開されます。『呪怨』といっても酒井法子が出てる映画の方じゃなくて、そのもとになったVシネマ版ね。とにかく怖いと噂になったあれです。当時あのVシネをどう受け止めたか、というコメントを求められたのでお答えしました。見た事がない人は、この機会に『呪怨』見た方がいいですよー。
まだまだあるなあ。とりあえずここまでにしよう。岩井志麻子『べっぴんぢごく』が角川ホラー文庫に入りました。以前新潮文庫に入っていたので2次文庫化ということなりますが、書き下ろしとして令和のエピソードが新規収録されています。岡山の旧家を舞台にした地獄と悦楽を描いた『べっぴんぢごく』については、岩井さんの初期集大成で最高傑作のひとつと思っていましたので、これまで何度もXで紹介してきました。そのせいで古書価がやたらあがったりもしましたが、今回のホラー文庫化で多くの人に読んでもらえるようになったのは嬉しいかぎり。そんなご縁もあり、解説を執筆しております。
まだまだあるけど、一旦ここで打ち止め。そりゃ夏場は忙しかったはずだよなあ。これに並行して2冊本を書いていたのだもの。毛髪がぶっ飛んでいきそうでしたよ。そんじゃねー。
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