うーめらぬーめら。おはようございます。日曜日の朝です。ミルクシェイクを背筋に垂らし、パウンドケーキを膝に置く。そんな素敵なサンデイがやってきたのであります。ところで!
昨日イベントがありました。『現代ホラー小説を知るための100冊』の刊行記念イベントで、芳林堂書店高田馬場店さんの主催、ゲストは井上雅彦さんという非常にありがたい場を設けていただいたのですが、そのお客様のなかに「(朝宮の仕事の中で)このブログが一番好きです」という世界でも先端的な感性をお持ちの方がみえてまして、わたしはひっくり返ったままブラックホールに落ちそうになりました。
しかもかなり初期からお読みの方らしく、あんこ企画などもご存じで、ひええ、世界に公開しているブログとはいえ、読んでいる方がいるのだなあ、だなあ、だなあと思いましたです。そんなわけで気を引き締めながらですね、今日も適度に適当なことを書こうと思いますが。
ええとそういうわけでまずは近況だわい。昨日のイベント、とても大盛況でようございました。ありがとう元気。やはり本というのはですね、一人の力でできるものではなく、もちろん出版社のお力もあるし、書店さん、読者の皆さんのおかげで世の中に流通し、読まれていくのでありまして、トークイベントをしますとあらためて皆さんの顔が見えますので、そういうことを実感するなどしました。お土産もあれこれいただいてしまい、恐縮であります。お金は大事です。それを使ってくださったことに感動、わたしの気に入りそうな品を選んでくださったお心遣いに感激でありました。もちろん暑い中来てくださったこと自体、すごくありがたいことであります。それに見合うトークはできたかしら、ホッホッホ、ホーロー(このCM知ってる?)
ええとそれでですね、何だ。そう、芳林堂書店高田馬場店さんだ。わたしの絵がさあ、めっちゃ展示されているんだよ。Xからダウンロードして印刷して、たくさん棚に貼りつけているんだよ。なんというかあそこだけ「闇のビレッジバンガード」みたいだったよ。すごいこともあるものです。こうなるとますます夢は膨らみ、ワニ絵で個展、ワニ絵で画集、ワニ絵でグッズ、ワニ絵でノーベル賞などいろいろ野望が湧いてきました。
そいからですね、『現代ホラー小説を知るための100冊』はおかげさまで発売一週間で重版が決定しました。売れてるね!売れてるってことは買ってくださった方がいるわけで、この米の高いご時世にホラーのガイドを買ってくださるとは……ありがたいことです。
しかもですね、この米が高いご時世に来月もう一冊本が出るんですよ。『怖い話名著88 乱歩、キングからモキュメンタリーまで』(講談社、8月21日発売)。こちらの書影ももう出ておりますし、なんなら予約もできます。こっちは単行本でして、狭義のホラー小説だけではく、もうちょっと広い範囲の「怖い話」を紹介したガイドです。というわけでSF、ミステリ、純文学、怪談実話などなども。あと海外ものも半分近く入っています。怖い話、流行ってるから読んでみたいけど、どういうジャンルかよく分からんな、という人にぴったりのガイドではないかと思いますよ。
告知だけでないことも書きたいな。なんかないかな。昨日さあ、道を歩いていたらバイクが走っていったんですよ。壁沿いに。うわーっと思いましたら、そのライダーは目も耳も口もないんです。ノッペライダーだったんです。「あ!ノッペライダーだ」と思わず言いましたもの。そしたらそのライダーはですね、おもむろにエンジンを止めまして、こちらを振り向きまして、「わたしは校長先生です」と言ったんですよ。「わたしは校長先生です」。
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