おほほのほ。久しぶりでございます。わたくしは宇宙人です。
ええとですね、ひとつ大きな仕事を終えまして虚脱状態。それが7月の9日くらいだったかなあ。ほんとに5~8日くらいは寝られなかった。布団で寝ずに机で突っ伏してり、堅いフローリングであえて寝たりしていた日々であったよ。そのくらいギリギリだったのだ。それが終わって10日、11日はもうどろーんとドローンのようになってましたね。土日はゆるゆると仕事復帰して、今日のお昼にインタビュー2本送る。大きな仕事が一段落したはいいが、そのせいでいろいろ滞留していて、それをエイヤッとこなしているところであります。ちなみに大きな仕事というのはそのうち情報公開されるでありましょう。情報公開というとなんか宇宙人的だな。MJ12というかイーバだ、イーバ。死語だなあ、イーバって。
そうこうしていたら1冊目の著書『わたしは宇宙人です』じゃないや、『現代ホラー小説を知るための100冊』(星海社新書)が発売されます。もう芳林堂書店高田馬場店では並べてくださっているようなので、都内の早いところなら買えるんじゃないかしら。アンソロジーはあれこれ出してきましたが、単著としてはこれが初。依頼を受けてから書くまでにずいぶん時間がかかってしまい、しかも最後の最後まで原稿をお待たせしてしまって、担当の星海社丸茂氏には大いに迷惑をかけたけれども、結果的にはホラーブームのいい時期にビシリと発売できたのではないでしょうか。
去年でもよかったかもしんないけど、今年は今年で『近畿地方のある場所について』『火喰鳥を、喰う』の映画もあるし、大いに盛り上がっている感があるので、そこに基本図書みたいなものを出せたのは良かったなと。ずっとこの手の本を出さないとという気持ちがあり、とりわけ「現代ホラーの新しい波」と呼んでいる現象については、私以外にほとんど論じる人がいないので、まとめられてよかったとホッとしております。
執筆中の思い出はですね、本数が多くて大変だったこと以外は特にないんですが、丸茂さんがおみやげで持ってきてくれたおしゃれなキャラメルが美味しかったです。家族でうめえうめえと言って食べました。自室に大人二人でこもって、せっせと半日かけて一冊分の校正。あれは一生忘れないでしょうね。丸茂氏に感謝。
著者見本が届いたのが10日とか、11日とかだったでしょうか。わたしはお酒が飲めないので成城石井のジュースで家族と乾杯しました。編集さん、校正さん、デザイナーさんのお陰もあり、いい本になっていると思います。買ってみたらいいことあるかもよ!かもしれないよ!
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