2025年4月11日金曜日

怪老人日乗:4月11日(金)魔の悪魔会館篇

われながらまったく意味が分からないサブタイトルである。世の中意味のないことが少なすぎると思いませんか。わたしは思いませんね。ええとですね、今日も日記をつけますが、いつも思うけどこの日記、朝につけることが多いから日記というより昨日の出来事なんだよね。昨日はですね、つまり4月10日ですけども、何があったかなあ、相撲取りがなあ、山を動かしてなあ、トンネルからもぐらが出てきてなあ、ザリガニがそれを襲ってなあ、悲劇じゃったなあ……。

ええとですね、まじめに書きますと昨日はただただ原稿書き。あとはメールの返信がいくつもある。わたしはメールの返信が遅かったのだが、最近は汚名返上、バリバリの早さになった。スマートフォンを変えたら通知がすぐ届くようになったので、ラインを返す感じでメールにもお返事する。やっぱりですね、きちんと返事をしようと思うと肩肘張ってしまい、なんか後々になってしまので、スマホで軽率に返してしまう方がいいなと思いましたね。これは何事もそうで、まじめにしようと思うと心が重くなってしまうので、さらりさらりと和尚の経のように、風に柳のように書くのがいいのだと思いますね。しかしまあ、和尚の経が気楽なものかどうかは分かりませんが……。

と思うものの、書き下ろしはつい肩肘張ってしまって進まない。2冊目はもっとさらりさらりと梅酒のように書くつもり。3冊目はまた肩肘張って脳がダイヤモンドになるような文章になりそうだ。このブログさあ、ほんとに意味が分からない比喩が出てきますが、皆さん大丈夫ですよね。パリ在住の後藤久美子もびっくりのシュルレアリスムぶり、と思って念のため調べたら後藤久美子さんはフランスでなくスイス在住であった。むしろダダイズムであった。

あとですね、細かい仕事がいろいろ入り、大変なので全部月末以降にまわす。後々大変なことになりそうだが、そんなときは「シェー」のポーズで乗り切ればいいと思う。山奥でインフルエンサーがそういっていたよ。朽ちた祠の中で。巷で人気のコスメを薦めながら……。常々思うが、わたしはインフルエンサーとかサウナにはまってる人とかを小馬鹿にしすぎだ。流行っているもの、というかそれに乗っかって浮かれる人がいやなのだ。偏屈だった父方の血だろう。

ともあれそういうわけでインタビューや解説や書評やいろいろなお仕事が来て、夏だねえ、という気がする。毎年そういえば春先はこんな感じなのだった、気がする(脳が悪いのでよく覚えていない)。仕事は受けるときはカレンダーにひょいっと書き込むだけなので、ほいほいという感じなのだが、いざその日になってみると「こんなに仕事を詰めたやつは誰だ~」となるので、分身の恐怖なのであった。まあいいでしょう。それも人生。問うなれば仏も我もなかりけり。

毎日ブログに貼る画像をPCのフォルダから探すのだが、今日は田中圭一氏に描いてもらったわたくしの似顔イラストを。数年前のダ・ヴィンチに載ったものである。さすがはプロの筆致で、本人はもっとアカチバラチな感じです。




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