2025年3月18日火曜日

怪老人日乗:3月18日(火)銀河爆発篇

というわけで3月18日を迎えたのである。今日は何があるのかというと……別に普通の日ですが、大谷翔兵衛が野球の試合をする日である。わたしは大谷選手のことをずっと「大谷翔兵衛(しょうべえ)」と七人の侍風に呼んでいるのだが、いまいち定着しないのであった。根拠がまったくないあだ名だから当然といえば当然である。

それからだいぶん遅れている締め切りもある。あと新規の打ち合わせもある。明日は午後まるまるかかる大きな取材がある。時評の締め切りは明後日だから、その本読みとテーマ決めもある。もちろん書き下ろしの作業もあるし、ワニの背中にかじりつくという大任もあるのだ。おういえい。

今さらのようだが、この怪老人日乗はマジで面白い。いとをかし的な素朴さもあり、ざんぎり頭をたたき割るようなドラマチックさもある。たとえるならコンサイス英和辞書のような面白さだ。どういうことかというと……わたしにもまったく分かりませんね。

どんどんこのブログがおかしなことになってきているので、たまにはまともなことを書こう。そう、先日は打ち上げがありましたね。汐文社で出した『キミが開く恐怖の扉 ホラー傑作コレクション』全4巻の完結お祝いで、イラストレーターの谷川千佳さん、編集の北浦さんとご飯を食べたのだった。

谷川さんとはこれが初対面。素晴らしくホラーで幻想的な装画のお礼をお伝えした。また谷川さんはご富山の出身だということで、「藤子A」「まんが道」「高岡大仏」「わいの恋人はまんがや」という話をしつこくしてしまった。反省している。

汐文社の北浦さんはこれまでにも文豪怪談やミステリなどのアンソロジーを作っておられて、十代に向けて小説の面白さを伝えようと尽力されている編集さんである。現代ホラーのアンソロジーを一緒に作ることができて、とても光栄でありました。



あと近況としては土日に原稿をひとつ送り(インタビュー原稿)確定申告を片付けた。確定申告、いちおう電子帳簿をつけて青色申告しているが、根本的なところで簿記の理屈が分かっていないので「これでいいのか?」という足下がぐらぐらする感じが常にあり、不安である。確定申告は毎年数時間で終わるような気がして、着手してみると一日仕事になるのであった。こういうのを古人は「ざんぎり頭を叩いて見れば南無阿弥陀仏の声のみ聞こゆ」と言い習わしたものである。偉い人もいたものじゃ。




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