怪老人日乗：1月6日（月）正月暴れ編

皆さま新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。やはり2025年もでたらめに生きるしかないので、せいぜいでたらめな人生の軌跡を描いていこうと思います。南無阿弥陀仏。しかしですね、年末年始は世間が意外にきちんとしていることに直面する機会が多く、きちんとしていない人間としては「どうなんだ」という気持ちになったりもするのですが（正直くたびれる）、まあ細かいことはさておき、ツタンカーメンや芭蕉のように生きられたらとは思います。俳句を詠み、ミイラになります。

仕事方面のまとめとかXでもやらなかったので、こちらでもやらないですが（概ね忘れた）今年の目標的なことは書いておきましょう。予定では本が三冊出るということになっています。しかし本というのは誰かが書かないと出ないんですよ、不思議なもので。自動的に出ればいいのに。そんなことを思うお正月であります。

あとですね、それもあってあまり細かい新しい仕事は受けないと思います。そうなるとお金に窮するわけですが、まあ今さらお金に窮したところでどうでもいいぜというか、どうでもよくはないですし、むしろざくざくと金は欲しいですが、欲しがったからもらえるわけでもないので、そこは諦めて静かにワニのように流れていきます。

どうも正月から景気が悪いな。ええとですね、ベストホラー2024の結果が出ましたね。結果はXを見てください。今年も大いにもりあがり、吉祥寺の紀伊國屋書店ではフェアも展開してくださって、大変ありがたいことです。ホラー小説というのはロウソクの火のようなもので、酸素をあげつづけて、風から守ってあげて、火を大きくしないといけないのです。ちょっと目を離したりしているうちに、ジャンルが丸ごとふっと消えたりもするのです。そうならないようにするのが、私の次の世代のライターが出てくるまでの役目だと思っています。お、たまにはまともなことを書いたね。しかしね、このブログもカメにまたがって書いてるんだよね。カメがいつまでも歩き続けて、ここはどこだ、アゼルバイジャンか。見たこともない景色だよお。