ワニマガジン社かワニブックスから本を出したいですね。タイトルは『ワニは生きていた!』。絶滅したと思われていたワニがまだ生きていたことを証明する本です。丹波哲郎も出てきますね。というわけでそんなことを言ってる場合じゃないんだよ。金曜日、今日は山田かつてなく忙しい。まずい。背筋をひやりと汗が伝う。
だからといって日記をつけてりゃ意味ないのですが、こういう心の弱さが私にはあり、煙草を吸う代わりみたいな感じである。煙草を吸っていた頃は、ああ、どうしよ、どうしよ、という気持ちを喫煙でなだめていたが、今はそれがないので、コーヒーをがぶ飲みしたり、側転したり、ブログを書いたりする。ブログはいい。ネット空間なのに、あまり人と繋がっている気がしない。そのくせ10人くらいには読まれている。その10人は誰なんだ。11人いる!というマンガがあるが、このブログの読者も11人くらいいる!なのだ。その中の一人は著者だから、まあやっぱり10人くらいか。
で、ですね。忙しいのはいろいろ仕事が遅いからで、それはもう逃れようのない事態なのであるが、あわせて年に一度のベストホラーの季節もやってきてしまった。これはですね、遊びじゃないかと言われてしまいそうだが、ホラーシーンを盛り上げるためにやっていることなので、仕事とみなしていただいてもいいんじゃないでしょうか。だめでしょうか。各出版社が援助金をくれてもいいほどの営為ではないでしょうか。おういえい。本当はこの時期、仕事を入れないのがいいのかもしれない。そのくらい時間を食うのである。加えて今年は動画もやっているから、さらにである。
動画を撮っていて思ったが、いやあ、老人になったなあと思う。わたしはもともと心が年寄りくさく、それはいいのだけれども、見た目がすっかり貫禄がついてしまい、サングラスをかけると昔のノベルスの最後のページにずらっと並んでいた、昭和のサングラスをかけたミステリー作家のようではないか。あの時代の流行作家、なぜ薄い色のサングラスをかけて、しかもレンズがでかいのか。大藪的というか寿行的というか、みんなそんなルックスをしている。下手すりゃ鉄砲を持っている。って私も薄い色のサングラスをかけているから、人のことはいえない。
さてそんなわけで心を落ち着けるべく、今日やることを列挙しておく。①好書好日記事入れ②アンソロジー解説ゲラ戻し③ベストホラー2024の告知もろもろ準備④某月刊誌編集作業⑤パンフレット原稿書き進め⑥文庫解説の準備&隣駅で資料借り出し⑦各種書類戻し⑧ベストホラー2024動画編集⑨ベストホラー2024開始宣言。うーうむ、この中でできそうなのは、⑩の関白宣言くらいですねえ。余は太政大臣、源のアブラメリンの介である。頭が高い、尻が赤い、顔が蒼いでおじゃる。ホッホッホ……。
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