まずは先日交通事故に遭った件。向こうの保険会社との示談が成立し、新車を購入することにしなった。といってもお金が出るのは購入費の6割くらいで、あとは自力でなんとかしてちょ、というなんだか無情な世界。幸い当てられたバイクを下取りに出せるそうで、バイク屋さんはなんとかトントンくらいにしてくれるという。ヘルメットだって買い換えになるし、まあ当てられていいことは何もない。今週にでもバイク屋さんに契約に行きたいが、さて時間が取れるかしらん。
というのもですね、いやー、なんか12月はあんまり締め切りないな、余裕之介だなと思っていたら全然そんなことはなくて、ビリヤード場のように玉突きを起こしていまは大変だ。今日までに3つ、明日までにもう1つ、水曜までにもう1つで、金曜までにさらに1つ。グジャグジャである。というわけでろくな暮らしを送っていない。昨日あたりから寝てるんだか起きてるんだか、大抵ずっと机に向かっている。
西村寿行は月曜から金曜まで仕事場にこもり、朝から夜まで書いて、夜になったら編集者と打ち合わせを兼ねた酒盛り、土日は家に帰る、という暮らしを送っていたそうで、なるほどそれは効率がよさそうだと思うが、わたしの遅筆ぶりだと土日に家に帰る、ということもでいなさそうである。ところで昭和のベストセラー作家の収入ってすごいよね。西村寿行で年収3億円とか。夢あるなあ。
しかし打ち合わせとか取材を夜にまとめる、というのは良いアイデアだ。将来的にはそうしたいものである。なぜって原稿を書いている最中に、電車に乗って出かけるというのは、ものすごく精神的に負担なのよ。それだけでぐったりして、夜はへいへいへい~と波乗りでもしたい気持ちになるのよ。どういう気持ちかよく分からないが、まあそういうことよ。今度からなるべく取材は遅い時間にしてもらおう。ってできたらいいんですけどね。
今日はたまたま17時から電話取材だった。といっても取材を受ける側。背筋さん人気と現代のホラーブームについてあれこれお話しする。媒体は某ビジネス紙で掲載は来週あたりかな。今年はモキュメンタリーが流行ったおかげで、それに関する話を聞きたいという取材のやけに多い年であった。
画像は『早稲田文学』2020年秋号。ホラー小説の歴史が分かる資料はないかといわれたので、スキャンして提供する。こういう現代ホラーの流れをまとめた記事、ありそうで他にないので、結局自分の記事に頼ることになるのだった(もちろん東雅夫氏や中島晶也氏の先駆的なお仕事はある)。まあ準備しているホラー小説史が完成したら、それを読んでくださいという風に言えるのだろうが。ああ、早く書き下ろしのA、B、Cを完成させねば。やるやる詐欺で書かないのは、故・唐沢俊一氏みたいでどうにもいけない。
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