2024年2月9日金曜日

怪老人日乗:2月8日(木)

もう木曜日ではないですか。なんか今週は前半バタバタで妙に早かった気が……。というわけでふり返ってみますが、月曜日は大雪。2月の降雪は東京では数年に一度ありますが(226事件を思いだそう)去年が降らなかったので、ずいぶん久しぶりに雪景色を見たような感じ。昼頃から降り始めて、夕方には結構積もっていたが、そんな日に限って外出の用を入れていたのだった。

浅草橋のワインバル的なところにて作家の緑川聖司さん、黒川裕子さんとご飯会。緑川さんが打ち合わせのため上京されたので、食事しましょうと黒川さんが誘ってくださったのである。お二人はいうまでもなく『てのひら怪談』の参加作家で、そのお礼も直接お伝えしたかったので大喜びで出かけたわけです。

同じ出版業界で生きているといっても、児童書の世界のことはまったくといっていいほど知らず、いろいろと興味深いお話が聞けた。あとはホラーの話。黒川さんが異様なほどホラーが好きで、Netflixとアマゾンプライムのホラーはほとんど全部見てしまった、という猛者で、そういう話をする。たのしくお話しして、ヤドンのぬいぐるみも見せていただいて外を見ると、おお積もっている。21時頃散会。

総武線は幸いまだ動いていたが、西武池袋線がやはり遅れている。電車に乗って待つことしばし、のろのろ運転で動き始めた。と思ったらゴン!とそれなりに大きい音と衝撃があって、電車が止まった。「倒木~倒木~」というアナウンス。そうか、倒木駅に着いたのか、と思ったが違うようだ。雪で倒れてきた木(そんなことがあるのだな)に乗り上げたようで、それを撤去する作業で15分ほど停車。しかし脱線などしなくてよかった。帰宅して22時すぎ。

さて、そのまま風呂に入って寝たいがそうもいかないのが人間社会。原稿書きを深夜までやる。好書好日のインタビュー。火曜日も早朝からその続きをやって午後まで。昼過ぎに家を出て、浜松町のあたりでお仕事。慣れない場で少しく疲れたが、まあ珍しい経験であったよ。帰宅してそのまま原稿書き。

で水曜日、じりじり書き進んでいた原稿完成。先方に送ってすぐに護国寺方面へ。長めの取材×2つ。詳細は追ってということにいたしますが、責任重大なお仕事でした。その後の食事会にも参加し、いろいろ食べて、ぱくぱく食べて、ワニの話をして、おみやげまでもらって帰宅したら23時前。こっから某誌の原稿書きと今日が期日の入稿作業……をする元気はさすがになくて寝ましたね。

木曜の早朝にやろうと思ったけど、起きたら7時。うーん、少し入稿が遅れる旨連絡してせっせとやって終わったら昼。ほっと一息入れて、昨日の取材現場でもらったサンドイッチでお昼。録画していた午後のロードショーの『アナコンダ対殺人クロコダイル』を見る。ああ楽しかった。どっちが勝つんだ、と思いながら見てのいたら、最後に蛇が爆発した。ヒーッヒッヒッヒと片目片腕片足の丹下左膳海外版みたいな男が、大笑いしているシーンの間が不気味でなんかよかった。午後は疲れて寝る。あまり仕事はせず。この日記もアップする前に寝てしまったのだった。




というわけで金曜日なのでした。メール返信あれこれしていたら昼じゃないの。メール返信とか事務作業のところをまるっと抜かして、純粋に原稿書く時間が10時間くらい毎日ほしいよなあ。だから忙しい作家さんはマネージャーを入れたりするんでしょうね。


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