奥さまが関西帰省中につき、子供と二人。というわけで早起きして弁当詰めたり、文鳥の世話をしたり、朝食を用意したりする。なんだかんだで家事が一段落したのは昼前。ワンオペ育児でフルタイムの仕事をしている人には、頭が下がるな。というか相当無理に近い気がする。
子供は野球が夕方まで。その間に少しでも仕事進める。テープ起こししてインタビュー原稿のラフ書き。好書好日の「ホラーワールド渉猟」の記事の告知。12月は貴志祐介さんにご登場いただいた。貴志さんの『黒い家』がホラーかどうかというのはファンの間でも意見が分かれるところで、私も「広義のホラーだけど、厳密にいうとサイコサスペンス」という立場なのだけど、今回のインタビューでそのあたりのことを明確にお話しいただけてよかった。ぜひご一読ください。https://book.asahi.com/article/14788885
子供夕方に帰ってくる。野球の大会、最終回ツーアウトの局面でわが息子がヒットを打ち、逆転勝ち。チームは優勝を果たしたという。そんな『がんばれベアーズ』のようなことがあるのか。夕飯、昨日に引き続きカレー。肉屋のメンチカツ載せて食べ、お祝いにジュースなど飲む。テレビつけたらちょうど『鬼滅の刃』の映画放映しており、子供はそれを9時過ぎまで見る。
私はその横でPC開き、かねて計画していた「ベストホラー2022」をツイッターで開始。おかげさまで反応大きく、いつものマイナーなアカウントとは思えないくらいハイペースで拡散されている。今年の新刊リストをつけたのがよかったようで、苦労した甲斐があった。
前々から感じていたことだが、ミステリと比べてもホラーは「どこで何が出ているのか分かりにくい」ジャンルなのだ。そのためせっかく面白い本が出ていても、一部のマニアが騒ぐだけで、より多くの層に届かず埋もれてしまう。年末ランキングには、そういう埋没を防ぐ効果があると前々から思っていたので(たとえば10年前の推理小説ランキングなどを読むと、「ああ、こんなの出てたんだ」と発見があったりするじゃないですか)そこが果たせれば十分やった意味があると思われる。
子供を寝かしつけ、1時前にむっくり死体のように起床。あぶなかった!朝まで寝るところだったぞ。昼は子供の相手をしているだけに、深夜こそ働かねば。取材や書評のために読むべき本が2冊あり、それをどわーっと続けて朝まで両方読む。ちなみにジャンルも作風も正反対。大脳分裂しそう。
こちらが昨日作っておいたイベントのバナー広告っぽいもの。画像をクリックするごとにどこか遠くの村で、家が一軒崩れ落ちます。
ちなみに「推し」という言葉はいやだ、はやりの言葉にのっかる大人はばかだ、と常々頑固じいさんのように公言していたのだが、つい使ってしまったよ。てへっ。ランキング企画の詳細は私のツイッターを参照。今のところ海外作品があまり投票されていないようなので、英米仏独伊怪奇党の皆さん、頼みます。https://twitter.com/Unga_Asamiya/status/1601484231330664448
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