あけましておめでとうございます。じゃじゃーん、というわけで水曜日がやってきた。超すごい。水曜日なんて初めてだ。こういうテンションで書き出すと後が続かないのでさっそく平常運転に戻る。
今日は朝から原稿書き。昨日のうちに目鼻つけたかったが、朝起きても依然のっぺらぼうなので、ほとんど外に出ずに書き進める。また詰まりそうになったので『東京の生活史』再読。いつも適当に開いたところだけ読んでいるのだが、今日はたまたま有名っぽい人(演劇をやって小説も書いている風の若者)の一代記だった。
奥さまは渋谷の文化村ミュージアムでイッタラ展。イッタラに行ったら、という洒落は北欧好きなら一度は口にしたことがあるのだろう。お昼は独りコロッケなど買って適当に済ませ、そういや京都時代はフレスコというスーパーの安いコロッケばかり食べていたなあと思い出す。貧しいフリーター時代、食べていたものは焼きそばとコロッケとハヤシライスであり、先日人にその話をしたら「そういう食生活をしているから幽霊の声を聞くんだ」と言われてしまったが、そういうものかもしれない。でもあまり関係ないような気もする。京都の安い借家で妙な声を聞いた話は、長くなるのでまたそのうち。
原稿ざっくり仕上がったと思ったらもう夕飯の時間。夜ご飯は全粒粉っぽいパンとシチューとサラダ。本一冊届く。赤川次郎『怪談人恋坂』。最近は赤川ホラー作品再読のターンに入っているのだ。それにしても面白い長編ホラーを読むと、しみじみ心身健康になるような気がするのはなぜだろう。ホラー健康本でも書こうかしら。『坂東眞砂子で健康に!』とか。
一日かかった原稿をやっと仕上げて夜送信。ついでに受信メールをチェックする。こうなると電報以下のスピード感であるが、明日の取材の詳細と原稿もう1ヶの状況うかがい。後者には「すぐにやり末世」とお返事。まあ明日の昼までには完成するであろう。明日は夕方から取材で、明後日は髪の毛切りに行ってもう1本原稿。17日は埼玉方面で取材があり、18日は大阪遠征で歌舞伎、20日には新刊ホラー書評の〆と新聞社の取材(される方)、21日も新刊取材。まあまあ忙しい気がするけど、平常運転といえば平常運転であるねえ。
『帝都物語』は昔ぼんやり読んでいてコーヒーが口からあふれ、背表紙が汚れてしまったのでした。怪談汁出坂。
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