●9時10分
本日もリアルタイムで書く。朝起きて7時半。昨日は本を読んでいるうちに寝てしまったのだった。起きて朝食。パン1枚とソーセージ、野菜。外に出たらギラギラ暑い。玄関のドアノブが熱を帯びている。バレーボールを数回トスして「屋上のOLごっこ」をしていたら空しくなってきたので、コーヒー淹れて自室へ。インテルネットしばし眺め、古本のお金を振り込んだ後、仕事再開。今日やることを書いておくと、本読みを5冊、ゲラ読み最後まで(残り250ページ)、解説用の本読みも若干、「怪と幽」の特集原稿最後まで、某ホラー長編書評に着手。こんな感じで、基本的には活字を目で追って終わりそうだ。あ、某誌編集作業もやらないと……!
●12時50分
「怪と幽」の原稿やるが、うまくまとまらず。ぶつぶつ。今日も本を5冊読まないと取材に間に合わないので、一旦本読みに切り替える。しかし今日は暑い。すべてをなげうって昼寝したいような気持ちだ。しかしそんなことをすると日本崩壊、地球破滅なのでやらない。
●16時30分
昼食、ばかし蕎麦。つまり油揚げと揚げ玉をのせた冷たいお蕎麦である。それと南瓜の煮付け。食後、先日録画した『学校の怪談』を子どもと観る。コロナ禍で盛り場に出るわけにもいかず、また私の仕事が詰まっていることもあって不自由させている。せめて怖い映画でも観て愉しんでほしい。
で初めてちゃんと観たのだが(清水崇などが関わっている『学校の怪談-G』は観たことあるのだが)怪談というよりファンタジーですね。そう思ってみるなら旧校舎という空間をうまく使った、ドキドキの夏休み映画だと思う。先生がまったく頼りにならないのが効果的に働いている。このキャラクターは今見ても新しい。バイカーを率いる保護者もいい味を出していた。それにしても岡本綾演じるヒロインの可愛らしいことよ。この子が最後の最後に生き霊的な存在であることが分かり、少年の一人との淡い関係が描かれたことで、ぐっと物語が引き締まっている。ここがあるかないかで大違い。それにしても午後のロードショー、『クロコダイルダンディ』とか『ロックアップ』とかラインナップがすばらしいな。夕方まで本読み。ホラー1冊読む。原稿が進まぬな。本読み、ゲラ読み、原稿書き、テープ起こしをぐるぐる15分ずつ回すことにしたが、さて。
●21時00分
お夕飯までそんな感じで仕事。呼ばれてリビングに降りていくと、子どもが台所仕事を手伝っていた。エライエライ。お夕飯、鰻丼、豚汁、茄子の味噌炒め。今日は丑の日である。本の読み過ぎて頭がフラフラしてきたので、家族とともに夜の散歩すこし。近所に政党のポスターをたくさん貼っているアパートがあるのだが、これが右から左から宗教系まで取りそろえており、見事に節操がない。どういう経緯で貼ってるんだろう。帰宅してゲラ読み。500ページの大作やっと読み終わる。面白かったけど即座に書評を書き出さないといけないので、余韻にひたっている暇もないのだった。書評家残酷物語。その後ホラー読み。今日のノルマはあと3冊。むうん。
●5時30分
夜半まで仕事、というか本読みですな。やってたら目が疲れてきた。そりゃそうか。一日活字かモニタしか見てない。着替えもせずに――夏場だからTシャツにショートパンツでほとんどパジャマみたいなものだが――ベッドに横になる。5時半にむっくり死体のように目を覚まし、本読みのノルマこなし再開。メールチェックすると某K社から新たなホラー系記事の依頼。ありがたいことだが、結局8月も予定がうまりそうな……。休める日はくるのか。これで『丹吉』『あさとほ』についても記事を書いたら、K社7月のホラー新刊はコンプリートだな。
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