あ、唐突に思い出した。小学生の頃、6月13日という響きが妙に怖かったのである。当時はやっていた「カシマさん」とかその手の噂と「13日の金曜日」が混同されて、恐怖のイメージが染みついたのだと思うが、曇天続きなのも関係あるのかもしれない。そんなわけで今日も天気があまりよくない。
昨日は会食から帰った後、朝の4時まで仕事。文庫解説のラフ書きをしたところでバッタリ倒れた(どうでもいいがチェブラーシカの語源は「バッタリ倒れる」である)。朝9時くらいに起きて原稿書き再開。書評原稿をまず朝からじりじりと書き進め、夕方過ぎに4枚半完成する。ぱぱっと書けると思ったがそうでもなくて、結果血尿が出そうなほど苦心した。今日から久しぶりに手書き&原稿用紙。結局これが一番はかどる。
外出は……多分一度もしてないな。その代わりといっては何だが、考えに詰まるとスコップを持ちだし、庭の土をざくざくと無言で掘り続けていた。たまに通りを通る人が「地球は狂人の解放治療場か?」という表情で見ていくのだが、こちらはお構いなしである。たまにキラリと光るガラス片など見つかるとうれしい……。アッハッハア……。
お夕飯は鰹を韓国風に漬け丼にしたもの、豚汁、にんじんをおヒップ的にしたもの。にんじんしりしりという料理に罪はないし味も好きなのだが、なんだか名前を口にするのが気恥ずかしく、婉曲表現です。子どもがかっこいい銃で遊んでいる。空気圧で吸盤弾を打ち出すもので、仕組みはエアーソフトガンと一緒。これで300円だという。あれだけ鉄砲を持っていてまだ買うのか、おまえはトレマーズの武装夫婦か、と呆れていたがこれは買う価値あり。おれも欲しい。
お夕飯の後、そのまま新たな原稿書き。本日までのインタビュー原稿。下書き的なものはすでにあるので、コツコツと1枚ずつ書き進め、合計14枚。終わったら午前3時。ゲラ戻しまで行きたかったけど「体力の限界、記録も作れず」と千代の富士のようなことを思って寝る。まあ18枚半も書いたんだから許してもらえるであろう。あと数日でピーク過ぎ去るとは思うけど6月はどうにも大変だ。
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