本日も晴天なり。世間は摂氏30度近くまであがるという。おそろしいことだ。おぞましいことだ。忌避すべきことだ。というのでほとんど家にいた。仕事も山積していることだし。
午前からゲラ読みと原稿書き。昨日ノルマ達成できなかった分、いつもの倍書かなければならない。しかし例によって牛の歩みなので、少し書いてはぼんやりし、さらに書いては虚空を見つめ、といった感じで一向捗らない。まあそれも見越してのノルマ量なので、こういうものだと割り切ってやる。都会では文学フリマが開催されているようだが、そんな事情なので買い物にはいかず。『「新青年」趣味』は通販することにしよう。
昨日は好書好日のホラー時評公開。先日も書いたとおりテーマ設定に悩んで、苦し紛れに『ドグラ・マグラ』に関連する3冊(でも『ドグラ・マグラ』そのものは紹介しない)というテーマだったが、案外うまくおさまったようだ。見えない繋がりを見つけ出すのがテーマ時評の醍醐味で、三題噺がうまく決まると気持ちがいいし、無理矢理つなげたような時は後悔が残る。しかしテーマ時評ではどうしてもこぼれ落ちる本があり(今期だとたとえば宇佐美まことの『夢伝い』)そのあたりは次回か、『怪と幽』の書評で取り上げることにしよう。
夢野久作の本質にふれる 奇書「ドグラ・マグラ」を深く理解するための3冊
夢野久作といえば先日、「夢野久作と杉山三代研究会」の会員証が届いた。これまで会員証のようなものはなかったそうだが、今年度から配布することになったらしい。
昼から子どもは野球の稽古。バッティングで腕を痛めたとかで、奥さまが付き添っていく。結局12時から5時まで5時間!炎天下、野球を眺めていたそうで頭が下がる。私なら放って逃げてくるところだが、実際そうもいかないのだろう。
通販で注文した本届く。橘外男『燃える地平線』(幻戯書房)。一昨日は『私は前科者である』(インパクト出版会)も届き、着々と橘外男が手元に揃いつつある。夕方までかけて取材用の長編ゲラを読み、さらに原稿書きつづき。お夕飯とった後は、風呂で本読み。映画一本と録画していた笑点を観てから寝る。
画像は特に意味なし。
0 件のコメント:
コメントを投稿