2022年4月9日土曜日

怪老人日乗:4月9日(土)

さて久しぶりに急ぎの〆切がない週末。いや、今週の取りこぼしがいくつかあるが、土日でなんとかできるだろう。というわけで心穏やか。いろいろがんばるぞ、と前向きになる(でも週が明けるとまたギリギリ追われた気分になるのだ)。

朝ご飯、パンケーキ。分厚く焼いたのにメープルシロップ、ブルーベリージャムなど塗って食べる。子どもを野球のグラウンドに送った後、部屋をざっと片付け、郵便物の仕分け。あちこちから本届く。本日増えた本は6冊。いずれも出版社からお送りいただいた本。

角川文庫編集部Mさんより遠藤周作著、日下三蔵編『怪奇小説集 恐怖の窓』。昨年出た『怪奇小説集』正・続を受ける角川文庫オリジナルの怪奇系アンソロジー。これは楽しみだ。KADOKAWAの単行本編集部のIさんからは乙一の新刊『さよならに反する現象』。短編の名手乙一さんの作品集だそうで、これまたすぐに読みたいところ。

双葉社からは浅倉秋成『俺ではない炎上』のプルーフいただく。『六人の嘘つきな大学生』でブレイクした著者の新作。SNSの炎上を扱ったものらしい。ありがとうございます。

早川書房からは買おうと思っていたシルヴィア・モレノ=ガルシア『メキシカン・ゴシック』(青木純子訳)をいただく。「ブロンテ姉妹、ダフネ・デュ・モーリア、シャーリイ・ジャクスンらの愛読者は必読」とのことで、ゴシックな吸血鬼譚。今年は吸血鬼が流行りそうな予感。うまく吸血鬼テーマで絡めて、近々時評で取り上げられるといいんだけど。前も書いたけどホラー系の書評か時評連載をもうひとつくらいやりたい気も。

東京創元社からは本城雅人『にごりの月に誘われ』、ジャネット・スケスリン・チャールズ『あの図書館の彼女たち』(髙山祥子訳)をいただく。前者はゴーストライターを扱った現代ミステリ、後者はナチス占領下のパリでの図書館員の物語のよう。感謝感謝です。

その後、食材買いだしに行くという奥さまに付き合って隣駅のマーケットまで。少しは体を動かさなければ早死にしてしまう。天気よろし。週末のマーケットは買い出し客でにぎわっており、いかにも平和な日常であるが、うーむ何でもかんでも値上がりしているなあ。土日に飲むためのジュースを買う。私は下戸なので奥さまの晩酌に付き合うにはジュースなのだが、しかしそうそう甘いジュースなど飲みたくないのだった(ピルクルなら飲みたいけど)。週末の書庫整理のためにブックエンドを20個まとめ買いし、偶然通りかかった韓国食材のコンビニに寄ってから帰宅。

子ども、暑さで参ったらしく練習中退、昼くらいに帰ってくる。お昼食べた後、今年初めての川遊び。今日は日中24℃くらいまであがったらしく、水温もちょうどよい。ダムなど作って遊ぶ。一応網をもっていったが、ザリガニはシーズンオフでお出かけのようだった。全身濡れたけど近所の川なので問題なし。このあたり東京の田舎に住んでいるメリットであろう。帰宅して細かい仕事をあれこれ、と思ったが寒いので早めに風呂。




お夕飯、生姜焼き(の丼)、チャプチェ、お味噌汁、スティック野菜など。食後はネットの生配信番組で人が殴り合っているのを観つつ、仕事。土日はのんびりと思っていたが、リストアップしてみると存外やることが多く、「おい、鬼太郎!どうしてくれる!」という気持ちになる。別に鬼太郎のせいではないので、完全な逆恨みである。体調戻すため久しぶりにヨガをやり、少し映画観てからまた仕事。

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