あ、昨日の日記が抜けている。まあたまにはよろしかろう。
日曜日である。朝ご飯はサンドイッチ。パンは隣駅のうまげなパン屋さんの食パンです。子どもは例によって野球の試合へ。野球少年というのがこんなに忙しいものとは知らなかった。土日はほぼ全て練習か試合。親も場合によっては手伝いがある。私も球拾いなどに参加すべきだろうが、ルールがよく分からないし、スポーツ全般に苦手意識が根強いから、なかなか気が進まない。それもまたよろしかろう(としつこく澁澤調)。
いつもならコーヒー屋で原稿進めるところだが、午前着で荷物が届くので外出できず。ほどなく注文していたテレビボード届く。市販のものに望ましいサイズがなくポータルサイトを介して個人に制作を依頼した。時間はかかったけどぴったりのものが届いて満足。これは無駄に色々注文したくなるぜ。
午前中はそんなわけでいつもの作業、あまり進まず。午後まで食い込ませつつ進め、午後から夕方にかけては本読み。グレイディ・ヘンドリクスの『吸血鬼ハンターたちの読書会』がすこぶる面白い。殺人実録本を読んで子育てのストレスを発散していた主婦たちが、非日常的な事件に巻き込まれていく、という物語で、私の泣き所をぐいぐい押してくる。くたびれた生活者が怪事件に巻き込まれる系の話、たとえばランズデールの「ババ・ホ・テップ」とか朝松健の『魔犬召喚』のパターンが私は大好きなのだ。
そうこうしてたら子どもが夕食前から荒れ模様で、原因を聞けば野球が思うように上達しないせいらしいのだが、それを探り当てるまでに2時間くらいすったもんだがあり、奥さまともどもどっと疲弊。日曜の夜が潰れる。ほんと『吸血鬼ハンターの読書会』が他人事じゃないよ。夕飯とった後も本読み。ぐったりして録画した「笑点」見る。
今日届いた本は1冊。白水社よりモーリス・ルヴェル著、中川潤訳『地獄の門』お送りいただいた。ありがとうございます。私家版でルヴェルを意欲的に訳されてきた中川氏の訳書。愉しみである。
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