2022年4月20日水曜日

怪老人日乗:4月19日(火)

快晴。午前から家を出、駅前のコーヒー屋で仕事。原稿一本送り、メールあちこちに返信。もっと色々片付けるつもりだったが、これだけで午後になる。

いい機会だからお伝えしておくと、ちくま文庫のホラーアンソロジー、今年の6月には出ません。期待してくださっていた方がいたら、すみません!!今年前半は別件がいくつか入っており、ちくまの方まで手が回りませんでした(キャパシティ少之介)。企画は一応通っておりますので、チョコパンでも食べてお待ちいただけると幸いです。

飯田橋に出たら15時。某誌編集作業。あらかた明日の校了を済ませ、池袋で古本屋一軒。往来座で明野照葉の長編ホラー『感染夢』を買う。ジュンク堂にも立ち寄って恒例の新刊チェック、時評とインタビューの本決めをそろそろやらなくては。ただ財布を見たらあんまりお金が入っておらず。大物は次回にまわして、小池真理子著、東雅夫編『私の居る場所』のみ購入する。

ついでに久しぶりにまんだらけ那由多に立ち寄り、ゾイドをチェックする。ブラックライモス、ハンマーロックなど好きな帝国軍ゾイドがいくつか。しかし今や希少な旧ゾイドを独占するのも忍びない気がして、そこまで購買意欲は沸かないのだった。まあ高いのもあるけどね。ブラックライモス、未組み立てで8000円くらい。デッドボーダーなんてモーター可動しないもので2万円くらいである。函館の実家にあるやつを大事にしなくちゃ。以上、ほぼ誰にも興味のない戦闘機怪獣の話題でした。

帰宅して20時。子どもがベッドで「もし山火事になったら」みたいな防災漫画を読んでいる。一体どこから借りてきたのやら。お夕飯、鰹のタタキの丼、竹の子のバター焼きなど。美味しい竹の子まだまだ残っていて幸せ。注文の古本1冊届く。五味弘文『人はなぜ恐怖するのか?』。仕事の参考資料。日野日出志のカバーがいい感じだったので、リビングの磨り硝子の戸に立てかけておいたら、奥さまが食事中に気づいて「ぎゃあ~~~っ!!」と悲鳴をあげた。




柴田勝家さんより『スーサイドホーム』(二見ミステリ×ホラー文庫)お送りいただく。柴田勝家さんのホラーといえば「邪義の壁」が民俗学×物件モノですごく面白かったのだが、今回の長編も家モノということで期待大!夜から雨。まさかもう梅雨ではないだろうねえ。



柴田勝家さんには長編伝奇ロマン『ヒト夜の永い夢』刊行時、「朝宮運河のホラーワールド渉猟」にご登場いただいたことがあります。この記事のサイバー戦国武将的なポートレート(於アキハバラ)は何度見てもかっこいいですね。

南方熊楠、江戸川乱歩、北一輝……異才たちを翻弄する少女人形 柴田勝家さんの昭和伝奇SF巨編「ヒト夜の永い夢」


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