ハッ、気づけば朝だった!こうなるんじゃないかと薄々察してはいたが、案の定、昨日の晩もしっかり寝てしまったのだ。うーん、ここ数年、本当に夜に弱くなった。昔はいくらでも起きていられて、真夜中から映画観たり本を読んだり、『うる星やつら』のイメージアルバムに合わせて真暗い部屋で踊ったりしていたものだが……(青春の狂気)。
ともあれ寝てしまったものは仕方なし。朝食食べた後、きりきり仕事やる。注文したプリンタのインキが届かないのでコンビニでPDFを出力し、文庫解説のゲラ戻し。これで無事に本は出るでしょう。お待たせしました。今日から隣地との境界にあるフェンスの工事が入る。隣地、隣地、デヴィッド・隣地。
そこから身繕いして外出。10時半より歯医者。前におそろしい手術をされた箇所(3月9日の項参照)、検診してもらう。お医者さん「ふうーん……」という感じで唸ったまま何も言わないので、「で、どうなったんだ!」と気になる。次回の予約は6月。相当先で忘れそうだなあ。某企画の担当さんより進捗うかがいの連絡来たのでコーヒー屋に駆け込み、まずは別件を済ませてメール送信した後、昨日やりかけだった作業をまとめあげる。
と思ったら、ノートPCの充電残量があやしい。こんな時に限ってアダプターは持ってきていない。一旦店を出て、作業途中のファイルをコンビニで出力。そちらをもとに一駅隣のスタバで作業進め、あらかたできあがったところでPCに打ち込み。今日は二度もセブンプリントにお世話になってしまった。未来人だ。そちらの作業も滞りなく済み、夕方までテープ起こしの続き。今週前半は明日が取材、明後日が新規案件の打ち合わせ&某原稿〆切と比較的予定詰まっている。ぼんやり猿の大道芸でも眺めていたいのだが……。
夕方より美容院。もっと早く来るつもりだったのだが、美容師さんが濃厚接触者扱いになり、しばらくお店が閉まっていたのだ。失職した古畑任三郎みたいにだらしなく伸びていた髪を切り、いくつか用事足して帰宅。七七舎で古本1冊買う。美容師さんとはいつもスクーターの話か音楽の話をするのだが、今日は野球の話。子どもが野球を始めたお陰で話題がひとつ増えた。スポーツとは無縁の人生、どころか運動全般をヘイトしていた人間がこうなるとは……人生は分からぬものよケセラセラ(芭蕉)。
夜、家に帰ると本が3冊届いている。版元からいただいた本が2冊。光文社より石川智健『闇の余白』、谷津矢車『宗歩の角行』いただく。ありがとうございます。もう1冊は注文していた古本で、田中文雄『死霊警官』、と書いてゾンビポリスと読む。かっこいいなあ。ゾンビ!警官!ノベルス!と三拍子揃ったいわば活字の完全食である。まず装画がいいよね。西部警察的なレイバンをかけてる警察官、リアルではまず見たことないが、それが髑髏化して日本刀くわえてるんだから、もう状況がまったく分からない。しかし田中文雄さんだから面白いはず。
子どもが寝る前に怖い話してくれというので、田中俊行氏の怪談を語って聞かせる。腕だけの幽霊がずっと追ってくる話。ちょっと怖すぎたようで、ゲンナリした顔をして寝室に引き上げていった。その後、録画した「笑点」を見ようと楽しみにしていたが、奥さまが寝かしつけたまま起きてこないので、仕方なし、粛々と仕事をする。何だかんだとやることは多いのだ。
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