天気よろし。コロナ禍3回目の春である。
今でもコロナが拡大し始めた頃の報道というのをよく覚えていて、船内クラスター(当時まだそういう言葉は一般的でなかったが)が起こった豪華客船D号が横浜港に停泊していた時期、ちょうど横浜の中華街で美味しそうなものを食べていて、「この街のどこかにあの船がいるんだよなあ」と思ったものでした。それがこんなに長引くとはねえ。早く終わって欲しいですよ。
さて。今日は子供が少年野球の試合。「試合前にいっちょ練習だ!」ということでめちゃくちゃ早起きしてグラウンドに行く予定だったのだが、相手チームに発熱者が出たとかで大事を取って中止に。誰のせいでもない。それで朝はいつもどおりの時間に出ることになった。朝食、家で焼いたパン、ハムエッグ、キドニービーンズとマカロニのサラダ、りんごジュース。
家族がグラウンドに出かけている間、アマゾンミュージックでふと思い立って小沢健二『LIFE』を聴く。結局この世代というのはこのアルバムを聴きながら、年を取って死んでいくのではないか、と高校時代の甘酸っぱくも恥ずかしいもろもろを思い出しながら家事。
それにしても小沢健二が活躍していた時代の東京というのはなんとなく景気がよさそうで、それは自分がしょぼくれた暮らしを送っているからかと思っていたが、昨日のニュースによると中年世代の世帯年収(中央値)が90年代半ばと比べて200万近く減っているんだそうで、そりゃオザケンも原宿を闊歩するわ、山岡士郎も食べ歩くわ、と思ったものでした。
昨日は某社の目次案をやっと仕上げてメール。まだ素案だがこれをたたき台に進めていきたい。それと取材の支度でほぼ一日が終わる。某社で進行中の企画もどんどん素晴らしい原稿が届き、大いに興奮しているところです。
先日送った某社原稿(某ばっかりだな)、なんとか通ってゲラになるようでホッと安堵。今日はメールもろもろ返信した後、ムック原稿ひたすらやる予定。明日はホラーワールド3月分の取材、月曜以降も〆切が4つ、5つあるので気が抜けない。その合間を縫って確定申告。どうしろと、という感じであるが、まあ突如超人としての才能が覚醒する可能性もゼロではないので(誇大妄想)粛々とやろうと思います。
昨日買った古本は4冊。うちネットで届いたのは1冊。山村正夫『怨霊参り』。山村正夫のホラーには奇妙な味(あまり好きな言葉ではないが)系のミステリと超自然的な怪異小説、ふたつの傾向があるがこれは後者のようだ。ちなみにこれで「おれいまいり」と読む。「来夢来人」的なセンスに思わず脱力。
挟まっていたしおりが角川映画の割引券だった。そういや映画の割引券って配らなくなりましたね。昔は小学校で『ケニー』とか『ガンヘッド』とか割引券を配っていたのに。
0 件のコメント:
コメントを投稿