2022年3月22日火曜日

怪老人日乗:3月22日(火)

私、怪老人を名乗ってはいるものの、たまに自分の写真を見ると本当に白髪頭のおじいさんで、うわあっ!とショックを受けること多々です。心と体の年齢が釣り合わなくなって、人はへんてこな罪を犯したり、CCBみたいなヘアスタイルに走ったりするのでありましょう。中年の危機。気をつけねば。

さて昨日は午前2時だか3時に寝た。原稿終わらせないとヤバい、宗田理風に言うならぼくらの(ヤ)バイト作戦なわけですけども(読んだことない)寝ないわけにもいかず。で起きて朝食とってまた続き。

外は小雨だったが次第に雪に変わる。まさか3月も後半で雪が降るとはねえ。今日は一日気温が上がらず、そのうえ先日の地震で電力逼迫、このままだと東京が停電するらしい。テレビを付けると「現在使用率90何パーセント」と出ていて、エレベーターを止めたり、照明を切ったりする官公庁もあるようで、何やら戦時中のような雰囲気である。

本棚にPC置いて立ったまま粛々と仕事。インタビュー原稿やっと構成が固まって頭から書き始めるが、じりじりと牛の歩みであり、休まずやっても夕方までかかった。16時くらいに一通り書き上がり、見出しやリードを付けて送信。リードは編集者の領分、と主張するライターさんもいるようだが、私はなんとなくリード込みで依頼されることが多い。

ひとつ送ってほっと一息。外の雪も止んだようだ。ちかれた。あと大きなのが2つ。小さいのが2つくらい。あ、いま思い出したけどそろそろ好書時評のテーマも決めておかないと。もう次の土曜が3月最終やんけ(ホラーワールド渉猟は第2、第4土曜日の更新です)。某競作集のカバーラフ到来。うんむ、今風でいい感じである。カバーデザインは信頼と実績の某さんだしまったく不安要素なし。これまでお付き合いなかった某社より新刊ご恵投のための住所問い合わせ。ありがたし。

最近注文した古本5冊まとめて届く。ミレニアム前後の日本ホラーばかり。しかし1冊は坂東眞砂子『狗神』。先日某誌のブックガイドをやっていて、再読しようと思ったけれど見つからず。いやいや、持ってないわけないでしょう。あの着物姿の女性が、どこか『獄門島』風に寝そべったカバーはしょっちゅう自分の家で見ている。気がするのだが……とたんに自信がなくなってきた。どこかのタイミングで処分したのか?そもそも持っていると思ったのが気のせいだった?いや、それはない。京都の本屋で買ったもの。あの本で「土饅頭」って言葉を覚えたもの。まあ、そのうちひょっこりと出てくるでしょう。



のあ!!『呪葬』は『吸血蟲』の別バージョンか!

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