出先でこの日記を付けています。昨年夏に引っ越して仕事部屋が広くなり、エアコンもついてすこぶる快適になったのですが、結局のところ文章を書くというのは普段のだらだらした暮らしとはどこか異なる意識状態の産物なので(私の場合)、外に出ないとどうにも集中ができない。家だとあれこれ気が散ってしまうというのもあるんですけども。
それにしてもコロナ禍以降、24時間営業のファミリーレストランって絶滅しましたよね。あれによって生まれる何かもあった気がするんですけども。深夜にボンヤリしている初老の男性とか、何かを必死に書いている若者とか、そういう人たちに混じって原稿を仕上げていく感じとか、嫌いじゃなかったのだが、二度と戻らない時間なのでしょうか。
さて色々差し迫っていますのでこれからしばらくは毎朝駅前のコーヒー屋に出勤して、午前中はムックと書籍の仕事に傾注。本日はこれからメールチェック、月刊誌の請求書作りをしてから仕事数時間やって帰りましょう。お昼食べて午後はQな原稿の仕上げ、これも外に出た方がいいのかな。地味にお金がかさむが、まあ気分散漫な気質に生まれついてしまったので仕方ない。必要経費と考えよう。
仕事の唯一の息抜きがお風呂で本を読むことで、昨日は戸川昌子の『透明女』を読み始め。怪作らしいですが、どんな感じなのだか。出だしはザ・昭和の風俗ミステリーで、敏腕プロモーターが何やら速そうな外車に乗って謎の女の住む高級マンションへ。こういう白いズボンの裾が広がっている感じ、嫌いじゃないですよ。
昨日のお夕飯はふきのとうとワカサギの天ぷら、白菜と油揚げの煮浸し、ごぼうとにんじんとツナの炊き込みご飯。春近し。
昨年クリスマスにもらった保温ポットです。これで深夜の仕事もあたたかいお茶が飲めるので重宝しています。
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