2018年6月8日金曜日

怪老人日乗:6月6日(水) 静岡取材


 朝から雨。だった気がする。
午前中から家を出て東京駅。新幹線で日帰りの遠方取材である。担当さん&カメラマンさんとは車中で待ち合わせ。こだまで静岡県の三島まで。取材の準備をしているうちにあっという間に着いた。通過するばかりで初めて降りたが、海が近くて住みよそうな町である。




駅からタクシー拾って取材現場に直行。空いた時間に仏像を見たりした。取材が滞りなく済んで16時。温泉につかる間もなく、東京にとんぼ返りである。以前、東京のデパートで「あげ潮」という静岡産のクッキーを買ったことがあって、とっても美味しかったのでまた食べたかったのだけど、浜松近辺にしかないみたい。おなじみうなぎパイと「福太郎」という草餅を買って帰る。


東京駅で担当さんと別れ、そのまま駅構内地下のパン屋でさっそく今日のテープ起こし。〆切が明日なので原稿待ったなしなのだ。今日は朝からずっとテープ起こししていたので、二の腕が痺れてくる。電気風呂のよう。担当さんは「最近、テープ起こしは音声入力でやっています」と近未来人みたいなことを言っていたけど…そんなこと可能なんだろうか?


さて。パン屋のカウンター、隣の席には20代くらいの女性。一心に目をつぶり、ヨーガとも気功ともつかない動作をくり返している。腕をゆっくりと広げては閉じ、透明のボールをくるくるとなで回す。ああ。むかし学研のムーブックスで読んだ、高藤聡一郎さんの仙道気功法みたい。なんか嬉しいぞ。(高藤氏に興味ある方はこちら→http://tocroponto.blogspot.com/2016/08/blog-post_21.html


マッサージ受けて帰ろうと思ったが、混んでいて入れず。帰宅して夕飯。さっそくお土産の福太郎開けてみたらこんな感じの可愛い草餅でした。のっぺらぼうの小人が詰めこまれているみたい。かなりあっさり目のこしあんと柔らかめのお餅との相性がよく、「これはよいものだよ」と朝宮翁は静かに語ったそうである。
仕事すこし進めて就眠。リビングに毛布敷いて寝る。お蔭で4時半に目が覚めたけど、こんな働き方でいいのだろうか。





0 件のコメント:

コメントを投稿