怪老人日乗：12月24日（日）

快晴。悪魔の降誕祭イブ。
午前、妻が美容院に行くというので子どもと留守番。『ウルトラセブン』17話、ユートムの回を見て過ごす。その後、息子の手袋が見つからず、30分近く玄関付近で足止めという事件もあったがなんとか家を出て、外で一家集合。国分寺の創作中華料理の店で昼食。初めて入ったお店だったが、どれも丁寧に作ってあって美味しい、美味しい。夕飯の買い出しも一気に済ませ帰宅。イチゴがとんでもなく高い喃。明治時代なら家が建つぞ。


子どもがケーキ作りしているのを呆然と眺めつつ、「年賀状書かないとなあ」と考えるもののそういう気分ではない。年が明けたらひょっとすると、とも思うのだが、果たしてどうだろうか。夕方、息子をともなって大混雑する立川駅前まで。家族へのクリスマスプレゼント、ぎりぎりで購入。まっ暗けになった田舎道を小走りで帰る。
夕飯、ビーフシチュー、アヒージョ、生ハムサラダなど。食後にケーキ。DVDで宮崎駿『カリオストロの城』久しぶりに鑑賞。ストーリーほぼ忘れていて、後半の宝探しの要素なんて（ここがまさにルブラン的なのだが）ほとんど初めて聞く話のようだ。この作品の銭形の人物造型は、後年の押井守『パトレイバー2』の後藤につながっているような気がいたしますね。


明日の打ち合わせに備え、過去やった仕事を書棚から発掘。窓辺の書棚に仕舞ってあった『邪神宮』、ひええ結露でシワシワに。クリスマスの結論。大事な本は窓辺に置いてはいけない！