新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
2017年も怪奇幻想ライターとして、ブログや雑誌でホラー小説関連の情報と、わけのわからない妄想のかけらを発信してゆく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年のホラー関連の重要トピックとしては、ツイッター上で一般参加型の年間ランキング企画「ホラー2016」が開催されたことを、まずもって挙げておきたいと思います。
ツイッターをしていない私はずいぶん後になってから存在を知り、参加が叶わず悔しい思いをしました。
以前からたびたび述べているように、怪奇幻想のジャンルが盛りあがるためには、優れた作品を顕彰、アピールするための仕組みが必要だと考えます(これまでにも「このホラーが怖い!」や「怪談オブ・ザ・イヤー」のような試みがなされてきましたが、いずれも散発的なもので終わっているのが残念なところです)。
「ホラー2016」の中の人には、ぜひともホラー界の「このミス」目指して、2年3年と同様の試みを続けていただきたいものだと思っています。これがあるなら年末までにツイッターを始めてみようかしらん。
私の個人的な2016年ホラー小説ベストと年間総括については、近々公開の予定。
もうしばらく待っててぴょん。
ちなみに2016年の最後に読んだホラー小説は宮部みゆきの『三鬼 三島屋変調百物語四之続』(日本経済新聞出版社)、最後に見返したDVDはルチオ・フルチの『ビヨンド』(81年/イタリア)でした。
『ビヨンド』では病院の死体安置所で、ご婦人の顔面が脈絡なく溶けるシーンがやはり出色です。今年も人が溶ける映画を、できるだけたくさん観たいものですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿