2017年1月6日金曜日
五芒星都市の幽霊
当ブログのアクセス解析機能によれば、この一週間でもっとも読まれた記事は2016年3月26日に書いた「北海道新幹線開通記念! 函館で行くべき心霊スポットはこれだ」だそうである。
これは一カ月間の集計でも同様であって、誰がどのような経緯でアクセスしているのかは知らないが、それだけわが郷里函館に関心を抱く人が増えてきたということであろう。
これも新幹線開通の影響かもしれない。
函館を離れて久しい私に、地元の心霊情報をいつも提供してくれるのは古い友人のI君である。
もともとホラーやオカルトが大好きで、永久保漫画の熱烈なファンだったが、数年前、市内の心霊スポットに精通した女性と結婚し、ますます怪奇趣味に拍車がかかった。
この年末年始も、帰省中に実家近くのファストフード店で待ち合わせ、私の妻を交えた4人で白石晃士映画の魅力についてたっぷりと語ってきたところなのである。
函館の心霊スポットについても「最近はあまり詳しくないんだけど」と前置きしつつ、幽霊が頻繁に現れるため肝試し目的で宿泊するカップルが後を絶たないという某所のラブホテルなど、興味津々の話を聞かせてくれた。
I君も私も一応年相応の苦労や心配事があるのだが、怪談話をしている時だけは19、20歳の頃の感覚に戻ってしまうのは不思議である。
函館の心霊事情については、いつの日か機会があればきちんとまとめてみたいものだと思っている。
それでは年賀状代わりに写真を数葉。
まずは酉年にちなんで「スズキのタマゴ」。
今回の帰省で初めて気がついたのだが、地元でしか走っていないトラックなのであった。
「日糧製パン」の赤いトラック同様、子供の頃から目にしていたのでことさら珍しいものだとは思わなかったのである。
実家に帰ると、友人のF君が必ず買っておいてくれる「ボンゴ豆」。
落花生に衣をつけて揚げ塩辛い味をつけた豆菓子で、私のような豆好きにはこたえられない代物である。
以前袋にあった「色は黒いが南洋じゃ美人」というのどかなキャッチコピーは、さすがに削除されてしまったようだ。
スーパーで久しぶりに見かけた「口取り菓子」。
鯛や松竹梅などの縁起物をかたどった和菓子で、北海道ではこれを正月に飾って食べる。
こちらのサイトに詳しい紹介があるが、このユニークな菓子の由来はよく分かっていないらしい。
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