ネットニュースを眺めていたら、こんな驚きの情報に出くわした。
稲川淳二“怪談オリンピック”を初開催 世界5大陸代表が母国の怖い話を競う
怪談オリンピックってなんだ!?
かのヤンキー漫画の名作『特攻の拓』のごとく、脳内が「!?」マークでいっぱいになったが、記事によればアジア、北米、南米、欧州、アフリカの世界5大陸からやってきた怪談自慢が、それぞれとっておきの話を披露。それを稲川師が審査し、もっとも優れた作品には金メダルが贈られる。文字どおり怪談語りのオリンピックであるという。
はっはっは。なんとも斬新かつ愉快な企画ではないですか。怪談でオリンピック。ありそうでなかったこの発想。こんな企画をさばくことができるのは、日本国民多しといえども“ゴッド・オブ・怪談”稲川淳二だけだろう。
しかもこのオリンピック、一見お笑いのようでいて、実は文化的な意義も大きい。怪談は生活や死生観に密着したものだから、各国の怪談を楽しむということは、そのまま各国の文化に触れることにもつながる。素晴らしいことじゃないですか、怪談オリンピック。もうね、わたし今からコワ楽しみなんです。怖いんじゃないんだな。コワ楽しいんですよ。怖くて耳をふさぎたいんだけど、先が気になってやめられない。怖いな、いやだな、でもついつい聞いちゃう。そういうもんですよね。怪談っていうのは、本来楽しいもんなんです。今回はね、それもオリンピックですよ。恐怖のオリンピック。外国の怪談、世界の怪談。もうどんな怖い話が来るか、予想もできませんよね。ひとことで言って、コワ楽しみですよね。
……と嬉しさのあまり、やや憑依してしまったが、とにかくホラー史的にも画期的な企画だと思う。
8月13日(怪談の日)は秋葉原に集合!これってやっぱり次は4年後なのかしら。
わたしにイベントレポート書かせてくれる媒体、絶賛募集中だあ!!
2015年怪談ナイトのライブDVDも出たぞ!
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