2016年6月20日月曜日

【いただいた本】 牧野修さん&川瀬七緒さん新刊


作家の牧野修さんより、最新作『犬は書店で謎を解く ご主人さまはワンコなのです』(メディアワークス文庫)をお送りいただきました。ありがとうございます!




物語の舞台は金沢、上から目線のお坊ちゃまがある日、飼い犬と入れ替わってしまったら……というシチュエーションで展開するミステリー。牧野修氏の作品といえばあんなのこんなのがあるわけですが、本作はレーベルに相応しく万人が楽しめる優しい読み味の作品になっています。
以下版元サイトより引用。


「俺とおまえは中身が入れ替わった。魂が入れ替わったと言えばわかるか」
「うんうん」
「自分の手を見てみろ。人間の手だ。必ず俺が元通りにしてやるから、それまでその身体を大事に使え。わかるな」
「はい!」

頭はキレるが、ヒネくれた性格ゆえに友人のいない青年。そして彼が飼っている人懐っこくて素直な柴犬。ひょんなことから、この主従の魂が入れ替わってしまう!
街で起こる様々な謎に挑む二人(?)を描く、笑いあり涙ありの、異色入れ替わりストーリー!! 





また、徳間書店より乱歩賞作家・川瀬七緒さんの新刊『女學生奇譚』をお送りいただきました。ありがとうございます。こちらも以下、版元の紹介文。怪しげなストーリーで、私のような怪奇幻想者もそそられますね。
 




フリーライターの八坂駿は、オカルト雑誌の編集長から妙な企画の依頼をされる。「この本を読んではいけない……」から始まる警告文と古書を、竹里あやめと いう女が持ち込んできたのだ。その古書の本来の持主である彼女の兄は数ヶ月前に失踪、現在も行方不明。このネタは臭う……八坂は、タッグを組むカメラマン の篠宮、そしてあやめとともに謎を追う。いたずらか、狂言か、それとも――。最後まで目が離せない、サスペンスミステリー! 





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