先日、児童向け冒険小説『ぼくらは地底王国探検隊』について記事(→こちら)を書いたところ、古い友人から「著者の佐藤真佐美氏は親戚である」とのメールをもらった。
友 人も「児童文学を書いている佐藤のおじさん」の存在は両親から聞かされていたが、具体的な作品は知らず、また調べても分からず、先日このブログを読んで初 めてタイトルや内容を知ったという。「朝宮のブログで知るなんて不思議」と書いてきたが、こちらはもっと不思議な気持ちです。
なお、この連絡をくれた旧友M君というのは、私にラヴクラフトの存在を教えてくれた人物でもある。
彼が美術の時間、クトゥルー神話に触発された奇妙に歪んだ絵を描いていなければ、ラヴクラフトに触れることなく大人になっていたかも知れない。
怪奇幻想ライターを名乗っている私としては、M君とその一族に足を向けて寝られないのだ。
佐藤真佐美氏は数年前にお亡くなりだそうである。
こんなご縁があると知っていたら、一度インタビューなりしてみたかったが、今となっては叶わず、ご冥福をお祈りするのみ。
瞑目合掌。
(『ぼくらは地底王国探検隊』よりオカルティックな場面2ツ)
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