1月11日である。新聞によると今日はギンビスのアスパラガスの日だそうだ。いろんな記念日があるものである。ポッキーの日に対抗したのか。お菓子の世界にも抗争があるのか。万事殺伐である。あなおそろし。
ところでですね、ええと先日も新しいお仕事のご依頼をいただいた。ありがたいことであるが、メールアドレスを私はXに載せていないので、このブログから探り出すしかない。うーんむ、いいのかなあ。前にも書いたけれども私だったら、「この人ホラーについて色々知ってそうだから連絡してみようかな」とブログを開き、わけのわからないことがわわわっと書いてあるのを読んで、おひょひょ踊りを踊ると思う。まずおひょひょ踊りが分からないが、そういう気持ちになって、私に依頼しようとすることなどきれいさっぱり忘れると思う。思うったら思うと思う。
なので先日連絡をくださった方は相当に度量が広いというか、どーんと胸を貸してやるぜ的な、江戸っ子的な、方なのだろうと思われる。なんにせよ私のブログの運用はよく分からない方向性であるので、いいのかなあと思うけれども、おしゃれっぽい仕事を拒絶するという意味ではいいのかもしらん。これを見ておしゃれっぽい代理店が連絡をしてくることは、まずないであろう。あるとすればおひょひょ踊りが国技になった時くらいであろうが、そうなると地球は沈没である。海に沈むときであるからおしゃれな代理店もサメに喰われるであろう。
ええとですね、日記っぽいことを書く。昨日は何をしていたか。あれだ、「ベストホラー2025」の発表をしたのである。それはなんじゃ、と思う方もいるかもしれないが、X上でやっているランキングです。結果が出たので木曜日で集計して、土曜日で画像を作って発表した。こちらでもあげておこう。
上記のようなベストテンになっております。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。しかしベストホラーも早いもんで4年目である。2022年の初回の際、井上雅彦氏が「このベストホラーという企画自体がベストホラーだ」と評してくださったけれども(嬉しかった)少しはホラージャンルの活性化に役立っているだろうか。だといいのだが。本が売れたり、書店に並んだり、ホラーが刊行しやすくなったり、そういう状況を招き入れるのが私の仕事であるので。
それと関連して思うところを書いておくが、「こんなのはホラーじゃない」という言葉、これはついつい年を取ると言いたくなるのだが、私はできるだけ言わないようにと努めている。だってそれを言い始めたら、自分の好きなホラーだって同じように批判される可能性があるじゃないですか。こっちは本物のホラーで、あっちは本物のホラーじゃない、とか言い出すと結局は水掛け論、感情論でしかなくなるので(人は雁のように多感な時期に触れたものを母親と思いがちである)それは結果的にホラーを狭くすることになるなあと思うのである。これは穂村弘さんから学んだ姿勢だ。穂村さんがインタビューでそうおっしゃっていて(こんなのは短歌じゃない、と言い出したらジャンルの基盤が崩壊する、というようなことを)あ、そうだなあと思ったわけなのである。目指すは穂村さんの柔軟さだ。
ただ同時に「ホラーとは何か」という議論は必ずされるべきなので、何でもありでいいということではもちろんない。私はホラーとは「怪異と恐怖の文学である」という定義を常々示しているし、その基本が守られる限りはどんなホラーが出てきてもへっへっへ、べろべろとなめ回してやるぜ、と思っているのである。べろべろべろべろ。そうした姿勢については『日本ホラー小説史』の本文末尾で引用した、紀田順一郎氏の言葉からも学んだところがある。というわけで『日本ホラー小説史』を買ってくれ。あ、最後はうまく宣伝になった。芳林堂書店高田馬場店さんでは、サイン本を予約できます。欲しい方は検索してみてください。「芳林堂書店 日本ホラー小説史」とかで出ます。あなたのお名前と動物イラストが入ります。あなたの魂に動物あれ。
.png)
.png)
.png)

0 件のコメント:
コメントを投稿