2021年6月28日月曜日

怪老人日乗

6月も残り僅か。引っ越しまであと2か月を切りました(お盆過ぎに引っ越し予定)。前の記事でも書いたとおり、急ぎ使わなさそうな本から段ボールに詰めて、準備を進めているので、昨日は角川ホラー文庫をあらかた詰めました。

いやあ、出るわ出るわ。何しろ30年分だからなあ。ちなみにうちは角川ホラー文庫、コンプリートしているわけではありません。独立した長編や短編集はおおむね揃っていると思うのですが、一部のサイコサスペンス系やデスゲームもの、あやかし系キャラクター文芸は抜けがあります。それでも段ボール箱3冊になり、ひいひい言いながら箱に詰めて、一時避難場所にしている奥さまの部屋に積み上げて、やっと終わったワイと思って一息吐いていたら、床に積まれた本山脈の向こうからゾロッと一群れの角川ホラー文庫が顔を覗かせたときの絶望……。

目下仕事で使っているものもあるので、結局角川ホラーとハルキホラーだけで4箱になってしまうのかあ。まだ扶桑社ミステリーも文春文庫もハヤカワ文庫も創元推理文庫もMF文庫ダ・ヴィンチも光文社文庫も手つかずで、一般文芸の新潮文庫や角川文庫や集英社文庫ももちろん大量にあり、先が思いやられるのであった。


さて、出てきたついでにお仕事告知。
米澤穂信さんの青春ミステリー『本と鍵の季節』(集英社文庫)の解説を執筆しました。単行本刊行時、「青春と読書」にて米澤さんと青崎有吾さんの対談があって、その司会・記事まとめを担当したご縁でお声がけいただきました。



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