怪老人日乗

 大雨の中外出。ちっと大きなお仕事がありまして、電車に乗ってでかけて参りました。東京の普段行かない方面まで。告知は追々。

なんとか大役務めおおせることができまして、ご一緒した方とコーヒー飲んだ後、さすがにホッとして帰宅。夕飯ハンバーグなり。南無阿弥陀仏。しかしここでボンヤリしている暇はないので、すぐ通常業務に戻らねば。7月は一寸刻み五分刻みといったアンバイ式に〆切があり、ボヤボヤしていたらテトリスが天井まで積み上がって、GAME OVERになるのでまたすぐ机に向かうのでした。とほほのほ。

ライターになって以降、二度と終わらぬテトリスを日々やっている気分なのですが、最近は落ちてくる棒が多くて、どうにも油断のならない綱渡り生活であります。しかしそうなると長いスパンの仕事がツイ後回しになるので、7月中旬はどっかに泊まり連載や単発の仕事を離れた環境で書籍の仕事をするつもり。『宿で死ぬ』の編者なので宿にお札があったら剥がしたいと思いますが、そんないい宿には泊まれないでしょう。せいぜいご飯に白髪や小石が入っているくらいじゃかなあ。

そうそう、2月に出した『再生　角川ホラー文庫ベストセレクション』の増刷が決定しました。応援いただいた皆さま、ありがとうございます。『家が呼ぶ　物件ホラー傑作選』も増刷したし、あとは新刊の『宿で死ぬ　旅泊ホラー傑作選』が市中書店から消え、「こりゃイカン、早く刷らなくては」と筑摩書房ビル最上階に君臨するAI・チクマロンZが判断してくれるのを待つばかりです。たのむよZ。

慣れない仕事だったから脳の損傷がはげしい。つまらないことを延々書き連ねところで、今日はここまで！Z！