ホラーアンソロジー『家が呼ぶ』刊行のお知らせ。

ごぶさたしております。
このブログに出てくるのも３か月ぶり。その間世の中はなんだか大変なことになっておりますが、今日はお仕事の告知です。普段ツイッターばかりなので、たまにはこの古巣でお知らせしてみませう。


６月初旬ちくま文庫より、ホラーアンソロジー『家が呼ぶ　物件ホラー傑作選』を刊行いたします。初めて編纂したアンソロジーです。テーマは〈家〉。最近何かと話題の事故物件や、化けもの屋敷、秘密のある家など、家にまつわる国産ホラーを１１編収録しています。


２０１９年の秋頃、ちくま文庫編集部よりオファーをいただき、作品選定を進めてきました。初めてのアンソロジーゆえ、分からないことも多々あったのですが、ちくま文庫編集部Iさんのすばらしい援護射撃をいただき、無事形になりました。
１９６０年代に書かれた不朽の名作から、２０１０年代に書かれた新しい作品まで、家ものホラーのマスターピースを厳選収録した、豪華なアンソロジーになったと思います。小説作品のみならず、怪談実話もあわせて収録（一編ですが）。心安らぐ空間であると同時に、恐怖の源泉でもある家にまつわる１１の物語、是非お楽しみください。


アマゾンにはすでに情報が出ていますね（https://amzn.to/2SfgeHu）。画像は仮タイトルで入っていますが、『家が呼ぶ』が正式タイトルです。６月１２日頃発売予定。リアル書店に足を運ぶのも難しいご時世ですが、ネット書店・版元直販などご利用のうえ、お手にとっていただけると幸いです。

発売までこのアンソロジーについて、何度かブログを更新することになると思います。そりでは、皆さんお元気でねん！

（タイトルは変わるよ！）