2018年1月17日水曜日

怪老人日乗:1月16日(火)

快晴。日中は3月並の陽気とか。


昨日は飯田橋にて某ホラー作家さんに取材。今日も今日とて原宿にて取材1本。今週は取材が5本あるという特異週だが、こういうペースで仕事しないと食べていかれないのも事実。南無阿弥陀仏。
久しぶりの原宿駅である。タケノコ族はさすがに絶滅、ホコ天バンドもいなかったが、平日でも賑やかな雰囲気は相変わらずである。竹下通からほど近いところにある某スポットで取材。


小一時間で無事に済んで、新宿に立ち寄り。調子が悪くなったミラーレス一眼を、オリンパスの修理センターに持ちこみする。新宿西口から都庁にかけての地下街、詳しくない人間にはまるで迷路で、なかなか目当ての出口にたどり着けず。諸星大二郎の短篇「地下鉄を降りて…」を思いだして怖くなる。
全身汗まみれになりやっと到達した窓口では「イメージセンサーの故障でしょう」と診断され、さらにモニターも壊れていることが判明し、見積額は3万9000円。グエッ。「家族と相談します…」と小声で言い残して、その場を去る。どっと疲れた。
朝から頭痛があり、めりめりと頭蓋骨割れそうな勢いになってきたので、地下街のバーガーショップ的なところで休息。どうにも1月は体調がよろしくない。
そういえば数年前、なんの苦労もなく禁煙に成功したのも1月のことであった。風邪が長引いて煙草を吸う気にならず、それでも無理矢理吸ってみたらあまりのまずさに悶絶し、自然と喫煙習慣が抜け落ちてしまったのである。


発売中の『小説野性時代』2月号にて、原稿を2ツ書いている。
ひとつは宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」シリーズの特集。シリーズのこれまでをおさらいし、全25話の簡単なあらすじ紹介を書いた。読み切りが掲載されているのにわせての企画である。
「三島屋」シリーズは1巻からリアルタイムで読んでいるが、ちゃんと話数をカウントしながら読んだことがなかったので(天下のウィキペディアにも出ていない)、貴重な経験でした。編集さん&著者ご本人のチェックが入っている記事なので、おそらく今後これがオフィシャルな話数カウントとなるはずです。
もうひとつが今野敏さんの伝奇警察ミステリー「鬼龍」シリーズの特集。こちらも新章が今月号から連載スタート。それにあわせて主要キャラ紹介、オカルト用語解説などを書かせてもらいました。
両シリーズのファンはお見逃しなきように。



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