2017年11月30日木曜日

怪老人日乗:11月29日(水)

東京方面は快晴、だったような気が。昨日のことなのに覚えていないものですね。
さていよいよもって地味になってきたこの「怪老人日乗」である。原稿書きに集中してしまうと、否応なく「机に向かっていた」という記述にならざるを得ない。そのかたわらでチャネリングや側転、お雑煮の早食いなどができればよいのだが、そう器用なタイプでもないのである。ともあれ朧な記憶を辿って、書いてみよう。

朝食とって午前からパソコン持って外出。星鹿教団ことスターバックスに入り浸り、息を殺して作業。集中すると呼吸をするのを忘れる癖があり、はっと気づくと動悸息切れ救心救心という状態になっていることが、よくある。とまれ、午前かけた甲斐あって原稿一本ほぼ完成。あとは明日仕上げればよろしかろう。
一旦帰宅して、がらんとした家で(家族は公園に行ったらしい)お相撲さんのニュースを見ながら昼食。再び荷物もってバイクで今度は国立駅前。コーヒー屋に入ってレビュー原稿、登攀するように一気に書く。はっと気づくと日が暮れており、外には火車がぎいぎいと。ぞっと寒気して書店に駆け込み、ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト』購入しようと思ったが、残念なことにカバーがやや汚れており、買ってしまえば気にもならないのだろうが、なんとなく「うーん」という気持ちになって帰る。門賀美央子さんが企画・原案を担当した波津彬子『お嬢様のお気に入り』も見つけられず。いずれ出直そう。


帰宅して夕飯。お風呂で『ルナティック雑技団3』を読み、妻とDVDなど眺めていたら子供がむっくり起きてくる。なかなか寝付かず、何かお話して、というので洋梨から生まれた臍太郎、という適当な昔話をした。臍太郎は警察官のコスチュームでリスザル、白蛇、ザリガニとともに鬼ヶ島へ行き、拳銃を使って鬼を退治。生き残った鬼は逮捕した、という話。子供につられて寝てしまい、明け方起きて仕事再開。
写真は国分寺駅北口にある古風なビジネスホテル。駅前再開発は結構なことだが、この景色は残して欲しい。



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