2015年9月8日火曜日

『鬼談百景』特設サイトで山口晃さんにインタビュー!




『残穢』(新潮文庫)とともに売れに売れている様子の小野不由美さんの怪談小説集『鬼談百景』 (角川文庫)。


その特設サイト(http://www.kadokawa.co.jp/sp/kidan/)にて、文庫版のカバーイラストを担当された画家・山口晃さんにインタビューしました!





イラスト制作の裏話から、『鬼談百景』の魅力、知られざる幼少期の恐怖エピソード(これが怖いです!)、お気に入りの「怖い絵」「怖い場所」まで、たっぷり語っていただいた割にロングなインタビュー。山口さんが「怖い」という感情をとても大切にされていることが分かって、感慨深い取材でした。


小野不由美さんのファンも、山口晃さんのファンも、きっと新しい発見があると思います。
ぜひご覧ください!


と、ついでに告知させていただくと。
文庫版『鬼談百景』 の巻末解説にも関わらせていただきました。
稲川淳二さんの解説の取材・構成という役どころです。小野不由美さんと稲川淳二さんのお名前に挟まれて、ホラーファンのわたしはどうしたらいいんでしょう。
近年もっとも嬉しいお仕事でした。


稲川淳二さんの解説は『鬼談百景』のどこか懐かしい怖さの魅力を、「怪談/事件」という視点から分析されていて、素晴らしい内容です。
ホラーファンならば必読だよ。


素晴らしいといえば、中島晶也さん(超自然的恐怖原理主義者!)による『残穢』解説も、『残穢』『鬼談百景』両作の怖さの所以をずばり言語化されていて、思わずひれ伏すほどの充実の内容でした。こりゃ手もとに置いておかねばならん、と単行本を持っているのに買い直した次第。


なお。
小野不由美さんの『鬼談百景』『残穢』についてもっともっと周辺情報を知りたい、という方は本の情報誌『ダ・ヴィンチ』2012年9月号(小野不由美大特集)がおすすめ。
小野さんのスペシャルインタビューはじめ、マニアックな情報が満載ですよ!図書館などで探してみてください。あの仕事も楽しかったなあ。


わたしは幸せなライターであります。なまんだぶ。








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