2015年2月5日木曜日

鈴木光司『アイズ』に解説寄稿!



新年明けましてしばらく経ちましたが、今年もよろしくお願いいたします。
2015年もホラーや怪談、幻想文学をメインに執筆活動展開してゆきたいと思っております。同好の皆さま、ますますのご愛顧を。



さてさて。
お仕事紹介をしなければならぬ。
つい「誰も興味ないんじゃ……」という気持ちが湧いてきて、ブログ更新さぼってしまうんですけど。今日は宣伝してもいい気がしてきた。
外は雪だし。団子も食べたし。



鈴木光司さんのホラー短篇集『アイズ』(角川ホラー文庫)に解説を寄稿しました。
光栄です。ホラー者としてこれは相当光栄な事態であります。


鈴木光司さんといえば、劇場版『リング』 シリーズのイメージが強くて、世間一般ではおどろおどろしいホラーの書き手と思われていますが、その実態はきわめてロジカルで理系思考のお話作りをする作家さんです。
今回の解説ではそのへんのことを、夏目漱石門下の物理学者・寺田寅彦の「化物」論と絡めながら述べてみました。あとは『アイズ』の位置づけとか、『エッジ』『タイド』との関係なんかも。
ホラー者として力を入れた原稿ですので、興味のある方は是非ご一読を。






実は鈴木光司さんとは一度、ある集まりの席上で御挨拶したことがあります。
もう……なんていうの、長嶋元監督に会った野球少年というか、ツタンカーメンに会った吉村作治というか、とにかくスター感に圧倒されまして、ろくろくお話もできなかったのです。うちに帰ってから、「もっとちゃんと話せばよかったー」と鉄ゲタでじたばた足踏みしました。階下の住人から、うるさい、と言われましたので鉄ゲタは捨てました。










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