2026年10月18日日曜日

怪老人日乗:10月18日(日)

天井から硫酸が……というわけで日曜日である。日曜日というのは子供の頃、なんだか楽しかったものだった。ゆっくり起きていいとか、学校に行かなくていいというだけで、十分に楽しかったのである。午後もとても長かった。ああいう時間の流れというのは何なんであろう。やはり天井から硫酸が……と考えざるをえない。

ええとですね、日記を付ける。金曜日はそういうわけで一日だらだらしつつ仕事をしていた。で昨日は土曜日。朝から子供を耳鼻科に連れていく。これはすぐに終わった。帰ってすぐに外出。美容院に前髪をカットしてもらいにいく。先日切ったばかりなのだが、妙に前下がりになっており、なんというか「フフフフフ……」と電柱の陰でほくそ笑むあやしいキャラのようである。そういうのは本意ではないので切ってもらった。若干長髪気味ではありたいと思うのだが、「フフフフフ……」系になるのは本意ではない。なりがちだから気を付けないといけない。フフフフフ……。

お昼を持参していったので国分寺隣接の駅ビルの屋上広場で食べ、古本屋を一軒覗いてそのまま隣駅の西国分寺へ。古本屋では東雅夫『怪猫鬼談』、メリット『イシュタルの船』を買う。それぞれ100円なり。『怪猫鬼談』は帯つきで美品だったが、よく見たら地のところに真っ赤なサインペンでラインが引かれていた。特化本コーナーから流れてきたもののようだ。まあ100円だったし読めればいいかあ(あまりそういうのを気にしない人)。

歯医者が4時からあり、6時からは友人一家と食事するという用がある。コーヒー屋にこもって仕事をしていた。昔このあたりに住んでいた頃にはよく来たドトールである。いつも原稿用紙に何かを書きつけている人がいたが、あれは何者だったのだろうか。ちなみにドトールの横にはプロントがあり(こっちは妙に日当たりがいいのであまり行かなくなった)某本格ミステリ作家さんがいつもアイデアを練っている姿が見えた。雑誌で顔を見たことがあったので、すぐにその人と分かったのである。東京で暮らしているとそういう人の姿を見ることがちらほらある。出版は東京の地場産業という言葉があるそうだが、その通りかもしれない。

歯医者で治療を済ませ(先日痛かった奥歯、結局神経を抜いてもらった。神経を抜くってどういうことなのだろう、といつも疑問に思う)ミステリースポットとして有名な秋津商店街へ。こちらのコーヒー屋でさらに仕事。『怪猫鬼談』の解説を読む。充実している。『怪猫鬼談』とほぼ同時期に出た『妖髪鬼談』の2冊は京都の大手筋商店街にあった新刊書店(半地下っぽくなっていたお店)で見かけて、ほしいなーと思った本である。90年代から2000年代にかけての東さんの仕事の充実ぶりには目をみはるものがあり、自分が今似たような仕事をするようになって、そのすごさがあらためて分かる。

夜ご飯はうちの家族とご近所さんと一緒にファミレス。土曜だから混んでいる。それぞれ帰省のお土産を渡しあって、夜9時頃までおしゃべりして散会。帰宅して一応運動して寝る。

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