2026年9月21日月曜日

怪老人日乗:9月21日(月・祝)

台風接近、今日がいちばん雨が降るっぽい。なので世間はなんとなく静かである。多分。イベントなども中止だろう。多分。なぜ曖昧なことを言っているのかといえば、家にいるから正確なところは分からないのである。案外駅前に出たら、いえい、いえいと生きのいい若者たちが頭にはちまきを巻いてダンスしているかもしれない。その音が少しずつ漏れ聞こえてきて、羨ましくなって外に駆けだしたわたしは、結局誰にも会えずにずぶ濡れになって帰ってくるのかもしれない。そういうことが起こるっぽい台風の日なのだ。

ところで今、中野善夫『積読の流儀』を読んでいるけれども、このエッセイ集もだいぶ脱線があり、その脱線具合、迂回具合がとても心地よかったりする本だ。読んでいて心が躍る。いえい、いえいなのだ。国書刊行会から出たのも納得の、ほとんど奇想の文学といっていいような随筆集である。

その他あれこれの本を読んで、一日が終わりそうだ。動画編集、原稿書き、アンソロジー編纂作業もしなければならないが、時間がありそうでなさそうである。がんばれ受験生。

またさかのぼり日記をつけます。今日は9月の13日と14日の分。13日(日)は家族の誕生日であった。日中は買い出し。夜は家でご飯を食べる。ケーキ、といっても近所のお店のロールケーキだが、そういうのも食べる。14日(月)は子供の学校が振り替え休日。世間的には平日扱いだから、いろいろ空いているだろう。と思って東京サマーランドに行く。前回は電車だったけど、乗り換えが案外面倒かったので今回は運転していく。新青梅街道をひたすら西へ、というどこに行く時もだいたいおなじみのコース。福生の横田基地の前を通って、あきる野市までうちから1時間半ほど。

さて平日の、しかも秋になってプールに来る物好きはいないだろうと思ったらこれが結構いたので、それなりに混んでいる。建物の目の前の駐車場に駐められず、第二駐車場というバスで行き来するようなやや離れた駐車場に駐めた。で屋外にテントを張って、プールで遊ぶ。まあ混んでいるというか空いているというか、ちょうどいい感じで、ウォータースライダーなども10分くらい並んだらできる。面白かったのは激し目の波のプールで、浮き輪につかまって揺られていくのだが、ぐわんぐわんと高波が来て、身体が押し流される。プールでこうなのだから、海で流されたらそれはもう手も足も出ないだろうと思った。晴れているけれども暑くない、というぴったりの気候であった。

サマーランドは遊園地もあるのだが、それがまたいい感じに年期が入っていて味がある。私は昔風の遊園地が大好きだから、とても満足だった。とはいえ基本的に昔風の遊園地はぐるぐる回るものが多いので、機械の力で三半規管をぐるぐると刺激され、やはり酔ったのだった。昔からこの手の乗り物は苦手である。まあ子供も徐々に精神的に親離れの年頃であるし、こういうレジャー施設に来ることももうあまりないだろう。そう思ったら、夏の終わりの夕方の閑散とした(16時にはプールは終わり)プールサイドの光景とあいまって、妙に無常観というか、おセンチ日記になってしまったのであった。

運転して自宅付近に戻ったら8時近い。お夕飯外で食べていこうと思ったら、目当てのところが定休日で、結局家で食べたのだった。疲れてこの日は割合に早く寝た気がする。


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