2026年7月22日水曜日

怪老人日乗:7月22日(水)

さて三連休も終わりまして、山から小僧が降ってきましたね。どういうことだろう。書いていて意味が分からないことって、あるよねー。というわけで今日も日記を書いてみよう。暗闇の中を、灯火も持たずに歩くかのごとき、南無阿弥陀仏の声のみ聞こえて……そういうひんやりした気分で読んでください!

ええとですね、三連休はそんなわけで基本的に仕事。出かけたといっても子どもを習い事に送ったりとかそんな程度かな。確か。あとは先日も書いたけど夫婦で中華を食べに行ったりとか。そんなくらいでありました。買い物とかもせず。最近思うのだけど、1000円札の価値って以前の500円くらいになってませんか。あっという間にいなくなるんだけど。私は現金派なので、なんとかペイとか一切使っていないんですけども、そのせいもあって現金の減るのの速さを体感する。以前は「財布の中の頼れるあいつ」的ポジションだった5000円札も、さらりさらりと気づけば姿を消している。どうしたことだ、って物価高なんだろうなあ。まだ1ドル100円くらいに戻らないかしら。と思っていたらイタリアで仕事をした会社から原稿料の通知がきてユーロ支払いだという。こういう時はせこいので「よしよし」と思うのであった。ということは外国で仕事すればいいのか。誰か外国で仕事ください。ハローハロー、わたしは宇宙のカモメです。

今日は朝から外出、取材2本続けてある。こんな機会はそうそうないのだが、どっちも神保町だし、重なっていた方が疲れなくていいかな。午前中は集英社で神永学さんの取材、午後は小学館で一木けいさんの取材であった。どちらも楽しくお話をうかがう。前者は媒体が「青春と読書」、後者はウェブ小説丸。終わって16時くらい、へろへろになって電車に乗り、座れたので池袋から寝る。ちかれた。夕方でもまだ外は暑く、「どうなっているんだい」とモグラに問いかける。モグラは「知らねえよ」と海のほうに駆けていった。モグラのくせに青い色をしていた。不気味であった。

帰宅してコーヒー淹れて仕事再開しようにも、疲れているからかあんまりやる気起きず。しかしやることは多々、〆切過ぎているものも多々で、頭が混乱してくる。ひとつひとつ粛々と片づけるしかあるまい。南無阿弥陀仏。

そうそう、小池壮彦『怪奇の断片』の編者見本が自宅に届いた。でっかい段ボールで何だろうと思ったら、分厚い大ボリュームの小池本でした。解説読み返す。なかなかよく書けているのではないか。しかしその後に付いている小池壮彦さんのあとがきがいい。やっぱり小池さんは文章がうまいなあ、と舌を巻く。本編もぱらぱら読み返すが、いやあ、怖い。鬼気というか霊気というか、そういうものが本から滲んでいて、こりゃおっかない本ですわ。ぜひ手に入れてみてください。現物の写真はまた載せます。



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