うひょひょひょひょひょ。と笑い声が天井裏から聞こえてくる。目をやると天井板の隙間から、かわいいネコちゃんが覗いている。つるつるとお蕎麦のように隙間から流れ出てきて、べたりと畳の上に広がった。うひょひょひょひょとその黒い液体は笑ったまま、侍の着物の襟元に入り込んだのである。
というわけで金曜日である。昨日はがんばったけど疲れて寝てしまった。やっぱりたくさん歩いて(取材とかで1万歩近く歩いた)混んでいる電車に乗ると(帰りが19時くらいで一番混んでいる時間だった)身体がどうにも疲れてしまうのである。神秘思想家G・I・グルジェフはへとへとに疲れたところから、また雨の中に外出しなさい、それが「超努力」だ、と説いたけれども、わたしはそんな精神パワーはないので、ぐったりとベッドに横たわったのである。
で起きたら多少頭がすっきりしているので、やはり寝るのは大事ではないかと思う。原稿遅れているのが2つほどあるけれども、それは今日できるだけ進めよう。いま目の前の壁に4月~5月締め切りの一覧が貼ってあるけれども、現状で13個くらいかなー。各10枚前後だから合計150枚くらい書くのか。連休明けには5個くらいは減っていると思いたい。
さて昨日のインタビュー時、音楽の話になって「どんな音楽を聴くのか」と尋ねられたのだが、即座にグラムロック、Tレックスと答えた。これはもう何十年経っても変わらない趣味で、今までいろいろな音楽を聴いてきて、それぞれいいなと思うものはあるのだが、一番好みに合うというか心にフィットするのはグラムロックなのである。グラムロック期のデヴィッド・ボウイも好きだけど、ボウイがグラムだった時代は意外に長くなくてせいぜい4、5年。その点Tレックスのマーク・ボランはずっと星の王子さまのような存在感を保ち続けて、宇宙人的な意味のわからない、可愛らしい音楽を演奏しつづけたので、やっぱりTレックスが一番なのだ。
もちろんそれ以外のグラム系のバンドも好きで、といってもグラムはミュージシャン自体が少ないのだが、コックニー・レベル、モット・ザ・フープル、スウィート、スレイド、ゲイリー・グリッターあたりは変わらず好きだし、その系統を組むスウェード、パルプももちろん好きである。要は男の人がお化粧をして、楽しくてどこか変態的な世界を表現しているような音楽が好きなのだ。何より性別がはっきりしていなくて、喧嘩が弱そうなのがいい。ロックの人たちは喧嘩が強そうだけど、グラムの人はみんな弱そうだ。そこがいい。今はあんまりグラムのことを追っていないけど、調べれば世界にはまだまだ未知のグラムロックバンドがいるのであろう。
今日から5月である。おほほと笑いながら夜の高速道路を駆け抜けたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿