怪老人日乗：7月18日（木）

もくもくの木曜日～。というわけで週も後半である。いや、大人は誰しも思うことだろうが、ほんとに一週間が早い！わたしの仕事は「週明けまでになんとか」というものが多く、土日がんばってえいやっと月曜のうちになんとか送るんだけども、そこからずるずるっと新たな週が始まって、先週からの取りこぼしと今週からの新しい仕事を始めているうちに火、水となり、木が終わるともうウイークデイの最終日で、まああふれたものが翌週に繰り越しされ……の延々くり返し。それをやってると一月なんてあっという間だ。

今日もせっせと朝から原稿書き。ずっと滞っていた原稿がやっと動き出し、下書きまで終わったので一息入れつつブログを書いているところ。やっぱり複数の仕事が同時に動いていると、それだけでものすごく脳みそに負荷がかかり、あっちもこっちも捗らない。昨日ひとつ急ぎのインタビュー原稿が終わったことで、やっともう一方の原稿に集中することができ、コンピューターが働き始めて目鼻がついたというわけ。

これが今夜終わったら、明日にはまた別のインタビューをやって書評を書いて、さらに文庫解説をやってムックの記事を書いて、毎月恒例の時評をやっていたら7月も終わりであろう。なんというか……夏らしさZEROである。

あ、そうだ。8月はこれに行くんだった。京極夏彦さん作の歌舞伎『狐花』。原作読んで行けるかなあ。家族3人分のチケットをいい席で取ったら、結構すごい値段になって、もううちの屋根瓦とかドアとかを売るしかないですね。