2024年1月6日土曜日

怪老人日乗:1月6日(土)

くわっくわっくわっ。私が校長先生です。というわけで1月ももう一週間が過ぎたじゃないの。よく言いますね、1月は行ってしまう、2月は逃げてゆく、3月はブルータルデビルプロジェクト……。そんなわけで今年もちゃきちゃき仕事をせねばならん。問題は私が呑気でのんびり屋であるということで、ちゃきちゃきとこれほど相性の悪い人間もないものだ。だらだら行くのか、ちゃきちゃき行くのか。それは築地か豊洲かで世論が二分されたあの時代のように、大問題なのであります。

というわけで(何も解決していないが話を進めると)お正月は何をしていたかな。仕事は2日から始めていたのですが、あれこれ用事も足していましたね。元日は上野方面で初詣。どこも混んでいて国鉄上野駅の中で印度カレーを食べて帰ったのだった。夜は桃鉄などをしたかもしれない。2日は奥さまに休んでもらおうと思って「中野に行ってきていいよ」と言ったら、子どもも一緒に行きたいと言い出して、結局家族3人で中野ブロードウェイ。まあうちは一番ブロードウェイに行くのが盛り上がるのである。みんなそれぞれ欲しいものがある。奥さまは少女漫画、私はホラー小説と白ワニのワッペンを買った。夜はニンジャタートルズの映画を子供と観たような。

3日は終日年賀状書き。4日は新年会でアメコミ好きの元ご近所さんのお宅にお邪魔する。青森お土産をいただいた。5日はほぼほぼ家で仕事。6日は午前中さらりとマッハの速度で池袋、パルコとルミネを見回って冬コートを買う。これまではチェスターコートと薄手のモッズコートでしのいでいたが、これでいくら寒くなっても安心だ。しかし今年は暖冬で、あまり冬コートの出番もないような……。帰宅して書き下ろしの作業進める。日の出ている間は書き下ろし、日が暮れてからは〆切仕事という感じで思っているが、書き下ろしの方がいまいち進まず、どうしても夜に食い込んでしまうのだった。世間が通常営業になってから、このスタイルをキープできるのかどうか不安。

本はあれこれネットを駆使して買っている。主に1980年代、90年代のホラー小説。今ヤフオクに昭和初期の『怪異怪談集』が出ていて、それがお値段7000円くらい。東雅夫氏の『昭和の怪談実話ヴィンテージコレクション』の親本として知られる怪談集で、興味はあるし仕事の役に立たないわけでもないだろうが……すぐには読まんからなあ。私はコレクター気質とかディレッタンティズムみたいなものがない詰まらない人間で、そこが自分のいいところだとも思っているのだが、実用的でない本は極力買わない。この本は役に立つような、そうでないような微妙なラインの割にややお高いので、たぶん入札しないでしょう。

今日は奥さまがあずきを大鍋に煮てくれたので、しばらく甘いものには困らない。夜中に起き出して小豆を舐める、「妖怪小豆舐め」になることにしよう。



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