2023年12月2日土曜日

怪老人日乗:12月2日(土)


割と土曜日はよく日記を書いている気がする。うちにいる時間が長いからだろう。仕事の合間などにふと、一服入れる感じで日記を書いてしまうのだ。となるとこの画面は煙草ということになり、この記事を読んでいる皆さんは喫煙所に偶然いあわせた松本清張、ということになる。なぜ松本清張なのかは知らない。

さて。某社からホラー系の書籍に関する相談1件。いいこっちゃ、というので前向きにお返事する。さらに某社から書籍の企画が通りましたという嬉しいメールも届く。来年もあれこれモノが出そうでよかった。一方、あちこちから「来年こそホラーガイドが出るんですよね、大丈夫ですよね」と確認のメールもくる。イベントごとなどと絡む可能性もあり、そうなるといよいよ遅れることはできない。勝って兜の緒を締めよ、あっという間にすぐに湧く、同志少女よ南無阿弥陀仏、というわけで真面目に仕事をせにゃあなりません。

牧野楠葉さんという方から『ローレン 意味のない記号の詩』(日本橋出版)という小説集を送っていただく。知り合いの映画監督・脚本家の佐藤佐吉さんが帯と解説を書いておられるので、その関係で送っていただいたのかもしれない。ありがとうございます。

今日はまあ概ね仕事だが、奥さまが晴れてバイクの免許を取ったので、練習がてら短時間のツーリングに出る。時々書いている陰惨な白いコンクリート大仏のそばを通り、牛の匂いのする畑の間を抜けて、大きなホームセンターへ。そこで一旦バイクを降り、私はコーヒー飲みながら本読み。タンデムで同乗してきた奥さまがそこからソロで練習に出かけていった。洋菓子会社の直売所を目指し、しばらく経って無事生還。20個袋入りの小さいシュークリームを買ってきたので、夕方のオヤツにいただいた。〆切地獄でもなし、よく晴れた12月で、久しぶりに平和な週末である。このまま無事に年末を迎えられたらいいのだけれども。




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