怪老人日乗：10月23日（月）

快晴。されど空気は冷たし。もう冬だねえ、という段になって昨日バイク屋から電話あり。納車準備ができたのでいつでも来店してちょうだいな、とのこと。今週のどこかで暇を見て出かけよう。というわけで、急ぎバイクカバーやチェーンロックなどを注文。昔持っていなかったもので新たに買ったのがスマホホルダー、これで携帯がカーナビの代わりになるわけだ。便利な世の中じゃわい。

今日の午前は子どもを連れて図書館。仕事の本あれこれ借りだし、ゲラ読みも進める。一旦荷物を置いてすぐ耳鼻科へ。鼻づまり治らないので診察してもらうと、副鼻腔炎だという。いつものカルボシステインなどに加えて抗生物質、痛み止めなど出してもらって、吸入器やって帰宅。吸入（最近はネブライザーというのか）の薬剤の匂いというのはもう何十年も変わらず、これを鼻から吸っていると6歳くらいに戻ったような気がする。わたしは昔から耳鼻が弱くて、しょっちゅう函館の耳鼻科に通っていたものだった。

駅前でお昼たべて帰宅。今日2杯目のコーヒー淹れてワニ絵描き、ブログつけ。午後はメールチェック、ゲラ読み、企画書戻し、取材の準備、解説書き進め、書き下ろしの作業。という感じでしょうか。倉阪鬼一郎の読み返しが終わったので、今日から別の作家を重点的に読み返す。しりとりで再読を進めていて、朱雀門出『今昔奇怪録』→貴志祐介『黒い家』→倉阪鬼一郎『ジ・エンド』（冠詞は省略）と続いたので、今日から『独白するユニバーサル横メルカトル』を再読するかあ。

ところでなんでホラーを読み返しているかといえば、言うまでもなく書き下ろしの作業です。掲載作品のリストはだいたい決まっているのだが（2年ほど前にすでに決めていた）いざ原稿を書く段になって読み返したくなり、読み返したら読み返したで発見があるので、あれこれ再読しているわけ。