2023年1月30日月曜日

怪老人日乗:1月30日(月)

昨日は地震があったらしいですね。起きて知ったんですが、そのことを寝ながら感知はしていたようで、夢の中に「仕事部屋の本棚が倒れてきたらどうしよう」という心配するシーンが出てきたので、揺れを感じたか、家族が地震の話をしているかを聞いたかしたんでしょう。

地震があった21時に寝ていたことからも分かるとおり、昨日は早くに寝ました。一昨日も早く寝ました。土日はかなりちゃんと寝ました。仕事が詰まっていて、冷たい床で寝たのがこたえたようで体がズタボロ。どうにも疲れが取れず、土日は仕事の進みはいまひとつでした。子どもの頃から虚弱体質だった一方で、細く長く健康にやってきたタイプでもあるんですが、さすがに無茶ができなくなってきた模様。録画した笑点も見られず、メールも返信せずで安静に過ごしました。普段見ない夢を山ほど見たので、まあ疲れていたんでしょうね。

それでも多少は仕事を進めまして、テープ起こし、作家論の本読み返しなど。前も書いたと思いますが、どんな仕事も合計10時間を超えたあたりで目鼻が付いてくるというか、完成型がおぼろげに見え始めるので、それまでは退屈でも作業を重ねないといけない。いまざっと調べたら13個くらい作業が重なっているので、合計130時間も椅子に座るわけ?うーん。私は派手じゃないので耐えられますが、お祭りハッピー小僧だったら耐えられませんね。誰だ、お祭りハッピー小僧って。

それにしても東京の家は寒く、エアーコンをつけても大して暖まらない。リビングはアラジンの灯油ストーブも併用しているが、それでも底冷えがするのは地面からの冷気が上がってくるからだろう。集合住宅でも戸建てでも一階は寒いと聞いていたが、なかなかどうしてひやりとするものだ。

北海道の人間は寒さに強いように思われているが、人間としての構造は本州の人と変わらないんで、別段寒さに強いわけではない。いや、むしろ寒冷地に住んでいるだけに建物の中にいることが多く、たまの外出は車。しかも建物は防寒がしっかりしているから、薄着でも過ごせる。だから東京の方がよっぽど寒さに耐えないといけない局面が多いように思う。家の中で厚着をしたり、ルームシューズを履いたり、という生活、少なくとも北海道の実家では無縁であった。

せめてリビングだけでも窓を二重にできないかと画策している。まあリフォームとなると費用もかかるのだが、夏が暑いのはともかく冬寒いのだけはどうにも耐えられない。冬がこんなに寒いなんて聞いていなかったぞ。

そんなわけで電気膝掛けが手放せない(仕事部屋も寒い)生活なのですが、粛々と仕事をば。室温が低いのでコーヒーがあっという間に冷める。『コーヒーが冷めないうちに』という小説があったはずだが、私の部屋だと20秒くらいの間しかない。20秒で生まれて完結するドラマとは?相撲か?

例によってスマホの電源が落ちているので面白い画像はなし。北海道の家が冬でもあったかく、屋内では半袖で過ごしているという『美味しんぼ』のエピソードを紹介しようと思ったけど、ネット上では見つからず、代わりにこんなシャツが見つかった。要らないけど、差し入れしてください。




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