2023年1月2日月曜日

怪老人日乗:1月1日(日)新春編

というわけで年が明けました。旧年中はこのわけの分からないブログを応援いただき、ありがとうございました。普通人間が文章を読むに際して、感動したいとか、知識を得たいとか、深く考えさせられるとか、そうした目的があるものだと思いますが、このブログはそういうの何もないですからね。書いている自分でもわけが分からないですから、読んでいる方は余計でしょう。

それでも昨年はアクセスが微増しまして、以前は知人ばかり4、5人(自分含む)だったのが今では10人とかですよ。素晴らしいですね。世界の未来は危ういです。大丈夫なんでしょか。ともあれ今年もよろしくお願いいたします。ところでこのブログのタイトルはロシア語で「怪しい老人の日記」という意味です。ロシア人がアクセスしたら「お!日本にも怪老人がいるのか」と思うことでしょう。

さて、お正月ですがうちは喪中でして、年賀状とか新年の挨拶とか華々しいイベントはなし。函館への帰省も控えたので東京の家でノンビリの年越しでした。年越し蕎麦をいつ食べるか問題、というのが家庭によって発生すると思うのですが、うちは大晦日にそれなりのごちそう(鍋とか)を食べ、9時過ぎにまた冷たい蕎麦を食べるというスタイルで、結婚してからもその方面でいかせてもらっております。考えてみれば夕飯を2回食べているので、どうなんだという気がしないでもないです。まあ大晦日だからいいとしよう。

12月31日は仕事の手を止め、仕事部屋、と書庫の大掃除。床に積まれている未読の本、仕事で使っている本、これから使いそうな本、最近仕事で使ったまま片付けていなかった本、などを一旦書庫に戻しました。これだけでも重労働ですが、うちの書棚は五十音順並びなので(ただし文庫はレーベル別)ア行の作家が一冊増えると、カ行の棚もサ行の棚も入らなくなって、こつこつずらさないといけない、という仕組みなのですね。

で、あっちからこっちへ本を移動。途中何度も本が崩れ落ちて、文鳥がギャーッと声をあげる。そんな大掃除でありました。夕方にはなんとか済んで、公園で今年最後のキャッチボールなどした気がいたします。おかげで体ぐったり。テレビを見ながら年越ししたけど、21時くらいには寝そうでした。

元旦は近所の小さな神社で初詣。空いています。氏子らしいおじさんが二人、たき火の番をしていました。2022の正月にもまったく同じ光景を見たような気がするな。あの二人、たき火の精霊か?

去年は忙しすぎて仕事をちょっと怠けてしまったので(矛盾した表現)今年はちゃきちゃきと原稿を仕上げ……ることは難しくても、ホラーアンソロジーを出し、本を書き、つまるところ依頼された仕事だけじゃなくて、自ら発信するタイプの仕事もこなさねば、と思ったわけなのでした。去年はそれが叶わないくらい忙しかったわけですが、それだけホラー・怪談が流行っているのはいいことだと思いますし(いまだブームではないという意見もありますが、私は“ホラー小説の新しい波”がきていると認識しています)それを一過性のブームに終わらせないためには、ここが踏ん張りどころ、という気もしています。

お昼たべて午後は自転車に乗って公園。フリスビーなど投げて遊びました。そのまま所沢シティに出て簡単な買い物。デパートが1日から開いていて、それなりに賑わっております。子供の頃、地元函館シティに西武デパートがあり、両親に連れられてよく出かけたので、いまだに西武にはノスタルジックな思い入れと親しみを感じてしまうのでありました。

夜はちょっと仕事。スケジュール確認したら危ないくらい仕事があって、昔、叶姉妹が「アブナイシスターズ」というアニメDVDを発売したことを思い出すほど。申し込み人数によって定価が決まるというシステムのDVDで、結果的に少数の物好きはやたら高いお金を支払うことになったはず、とこういうくだらないことだけはよく覚えているのだよな、私は。

1月の10日あたりまで連日連夜〆切がやってくるので、「あーっ」と叫びながら原稿をやるしかありません。ま、今年もポンコツなりにがんばりますので、なにとぞお引き立てのほどを。推すという流行り言葉はあまり得意ではありませんが、推されるのは大好きでございます。








久しぶりに文庫棚も整理しました。ゾイドも帝国軍と共和国軍に分けました。

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