2022年6月27日月曜日

怪老人日乗:6月26日(日)

土日だよ。みんな土日が始まるんだよ。と叫びながら起床したのが25日の朝で、それから48時間。もう週末が終わろうとしているのだった。ところでこの日記、相変わらずこういうくだらないテンションで書いているわけですが、皆さん大丈夫ですよね。一日に数人しか訪れない辺境ブログの、いわば少数精鋭の読者ですからね、ほぼ友人知人という気もするし、いやそもそも自分がリロードしてる分がカウンターを踏んでいるだけじゃね?というシンデレラの罠的疑惑もあるわけで、まあ書かせてもらいます。

で土曜は何をしたっけか。思い出しました。家族はダンス公演を見に行ったのだった。森山直太朗、じゃないや、森山開次。なんかこう激しく踊る人だ。それで午前中から一人。お昼は家でいなばのタイカレーを食べたのだった。それ以外は概ね本読み。火曜日に大事な取材があり、その準備である。世間は35℃とか。群馬県では史上初、6月にして40℃を超えたそうで、これはもう地獄の釜開きというか、人類はピザの上のチーズと化すのであろう。「人間がタールのように溶けていく」と松尾芭蕉が『奥の細道』で詠んだとおりの光景だ。

夕方、家族が帰宅。新宿の路上でプロレスをやっていたそうで、子どもがさっそく影響されてくる。テレビの前でしばし闘ったが、こちらは当然手加減するのに、向こうは本気でくるから痛くてたまらない。3歳や4歳のときならまだしも、7歳に殴りかかられたら大変だ。こうして親の務めを少しずつ卒業していくのであろう。

夕飯は冷やし中華、函館風にいうなら冷やしラーメンね。夜は途中まで見かけていた映画最後まで見て、深夜まで本読みの続き。アンソロジー作業、テープ起こしなどやること山積だがどうしようもない。

で今日(26日)。子どもは朝から野球の練習。ちょっと庭先に出てみただけで肌が灼けつき、松尾芭蕉のように日焼けしそうだ。こんな中運動して大丈夫か、死ぬなよ、と心配になる。今日もひたすら本読みと古本屋めぐり。まあ古本屋といってもブックオフなのですが、必要あって数件まわる。どこも郊外っぽいエリアにあるので電動アシスト自転車さまさま。炎天下、怪談聞きながら漕ぐ。

夕方家族帰宅。奥さまも試合観戦にいっていて、ヘトヘトになって帰る。この暑い中えらいもんだ。おつかれさまでした。夕飯、鶏肉のそぼろ丼、きんぴら、お味噌汁など。そうだ、昨日の大仕事として子ども部屋のベッドを組み立てたというのもあったのだった。しかし子どもはまだ自分の部屋で寝ない。結局親といっしょに寝ている。

で寝かしつけで恒例の怪談コーナー。最近はネタが切れて人のネタである。怪談社糸柳氏とシンデレラエキスプレス渡辺氏の怪談(学校の先生が父の死に様を語るやつと、大衆演劇の役者の不気味な絵の話)を語る。みんなでぞっとして就眠。

そのまま大人も寝てしまって、はっと起きたら2時前。あわててそこからテープ起こし。ためてしまって総計5時間もある。仕事中、お腹減ったのでパンにあんペースト塗って食べる。編集さんからいただいた虎屋のあんペースト、そこらのパンでもたちまち美味いあんパンに早変わり。こりゃんまい。ロールパンに塗って食べた。




ところでツイッターなど覗くと世間には絵のうまい人がたくさんいて、この中でプロになるのは大変なことだなと思うのだが、一方私は6歳のころからまったく画風が変わらず、技術も進歩せず、でもこの絵が結構好きだったりする。絶妙なアウトサイダーアート味があるというか、海外の宇宙人目撃談によくある感じの絵だ。








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