本とコミックの情報誌
『ダ・ヴィンチ』8月後(KADOKAWA)が7月6日発売された。
今月の特集は川原泉、プロレス、住野よるの3本柱。
わたしはいずれも詳しくないので特集には関わっていないが、新刊インタビューのページで
道尾秀介さんに新刊『満月の泥枕』(毎日新聞出版)についてインタビューさせていただいている。
『満月の泥枕』は、大胆な構成(中盤あたりでがらりとトーンが変わる。まるで乱歩の『猟奇の果』!)と、緩急自在の語り口が魅力の人情ミステリーだ。東京の下町に住む主人公たちが、ひょんなことから奇妙な事件の当事者になってゆき、それと同時に停滞していた人生も動き始める。
インタビューではそうした作品の特色についてあれこれと質問をし、その都度丁寧にお答えいただいた。その肉声をどれだけ記事に反映できたかは心許ないが、一読いただけると幸いである。合掌。
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